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cocolog:93150989

私の経済モデルの枠組では、株価の総額 = (全販売用在庫+投資(による在庫)) * 貯蓄率 * C (C は定数) を 資本主義の基礎等式 とし、企業の優位性=在庫の多さ が株価の根拠となることから、全知財総額=株価の総額 となる。…とすれば良さそう。 (JRF 7736)

JRF 2021年11月25日 (木)

ブレインストーミングぎみに考えた。(「グローバル共有メモ」のコピペ。)

JRF2021/11/255011

……。

……。

○ 2021-11-25T06:34:18Z

jrf> 経済シミュレーション。

[cocolog:88932382] で論じた。

JRF2021/11/253609


マルクス経済学では剰余価値が富の源泉のように見ているようだが、私は>債権では社会の富は増えない。株式のみ社会の富を増やせる。<([cocolog:75599118])…と考えたものだった。労賃や配当となるのは結局、消費によって資産とならず、いくぶんか資産となってもそれらは減価償却などでやがて費用化し、資産として残らないという考え方をした。上で「株式会社は継続企業でなければ」ならないと書いたのもそういった観点から。

JRF2021/11/252764

しかし、拡大再生産をしたりすれば(一時的に保持する)資産は増えるのであり、陳腐化で資産が減りうるのだから、その逆のようなこともありえるのかもしれない。そういった点まで考えると、富の源泉というものには別の答えがあるのかもしれない。…と少し考えを改める必要を感じた。

拡大再生産の再生産表式分析において…、

JRF2021/11/252939

>年々の固定資本の「貨幣補填」(=償却基金積立)額を d、「現物補填」(=更新投資)額を f とした場合、(…) f = d なる均衡条件は、蓄積による追加固定資本の投下額が年々増大してゆく拡大再生産過程においては維持されえず、不可避的に f < d となり、そこに固有の実現上の問題が生ずる。(…)固定資本の更新需要不足が年々生ずることとなる。<(p.291-292)

JRF2021/11/250246

これと私の上の議論を考え合わせると、この d - f に相当する分だけ、配当による株式の増価があり、それが釣り合っているときに限り、安定した経済成長が可能になる…とかあるんだろうか? 自信ない。上で述べたような中途半端な知識による「誤解」で「煽動」するというイデオロギー戦略にはまってしまっている可能性もなきにしもあらず…。

JRF2021/11/251493

ピケティの「r>g」という不等式(r は資本収益率、g は経済成長率らしい)とも関係があるのかもしれないが…。

これをおし進めると、株価は全販売用在庫+投資(による在庫)により決まる…とできる。資本主義の基礎等式みたいなものになるのだろうか? これを micro_economy_*.py に生かせられないか? (ちなみに 全販売用在庫+投資(による在庫)というのは GDP とかに相当するのだろうか?)

JRF2021/11/255606

……。

株高…株だけが高く、在庫が相対的に少なくなっている状況を考えいよう。すると、これは供給不足というわけだから、インフレが起こるはずである。

ところが、micro_economy_*.py の枠組だと価格は与えられるもの(入力パラメータまたは可能解)で需給は必ず一致し、インフレが起こるということを表すのが難しい(まったく不可能というわけではないが)。

JRF2021/11/252658

むしろ直接、供給不足を表すべきである。それはすなわち需要不足でもあるため、具体的には買う者が少くなるように、「貯蓄率」が大きくなる…とすれば良いのではないか。

ここで、「資本主義の基礎等式」に新たな要素が加わる。株価の総額 = (全販売用在庫+投資(による在庫)) * 貯蓄率 * C といった感じになる。(C は定数) 現実にはこんな関係、観測されないのだが…。

JRF2021/11/258930

通常の経済では、貯蓄=投資であるため、この基礎等式は貯蓄と投資の二重計上に見えるかもしれない。ただ、金が資産市場に集中することが、株高を演出すると考えれば、この関係にももっともらしさが出るのではないか。

JRF2021/11/253495

……。

simple_market_a1_*.py と micro_economy_*.py の統合を考えるとき、株式と知財の関係をどうするかがネットには書かなかったが以前から問題になっていた。

そのころは、知財の総額こそ株価総額そのものという直感がありながら、その根拠が不明だった。企業活動を変えないで、しかし知財価格は企業活動から決まるとし、知財が企業で検索上位に来るように設定されていることが高く評価されるということである…といった「ニューエコノミー」的なものを考えていたりもした。

JRF2021/11/259277

しかし、上の「基礎等式」をもとに考えると、優位性のある企業は、在庫を多くかかえることができることから、それが株価を高くすると考えることができる。優位性の根拠は知財にある…と考えると、知財の総額こそ株価総額そのものである…という見方もできる。直感に根拠が得られたことになる。

JRF2021/11/257759

ただ、現実には、知財を資本化するにはバッファが必要にも思う。労働者…研究者も含む…が知財を生産しても、それは個人のものとならないことが多く、また、その知力(知的経験)が重要だという場合も、雇用されてるときはリスクヘッジがなされるなどして、固定給+α的な給与しかもらえないものと思われる。

JRF2021/11/251721

simple_market_a1_*.py では知財は買われたとき現金化され、買った側で買った価値より大きくなるという形になっているが、そこにバッファをかますとはどうすればいいのか、今のところわかっていない。ここは今後の課題としておく。

micro_economy_*.py の枠組みでは、企業にある利益はすべて国に吸い上げられることになっていた。生ずべき利子的なものが資産税として吸い上げられている感じか。

JRF2021/11/257791

資産は土地と知財と現金(マイナス値を取れる)ぐらいしかない (貯蓄は一時メモリ的なもの)。そこで貯蓄率とは何かが問題になる。

大事な部分として、資産経済と商品経済を架橋する部分があって、そこでは、(資産取引で得た)現金からの贅沢品購入と、(労働から得た)所得からの借金返済がある。この借金返済の返済率が貯蓄率の代理指標となろう。

JRF2021/11/258809

(国に吸い上げられる)利益が多いと、利子率が大きくなり、それを嫌って返済率が上がり、それはつまり貯蓄率が上がるということで、基礎等式により、株価が上がる。すると、労働者には贅沢品が売れにくくなり、資産家は資産効果によりおそらく贅沢品を買いやすくなる。その両者の効果により、利益が上がるか下がるかは微妙なところとなる。どちらかと言えば、資産効果は借金も増やすことから中立ぎみで、労働者には贅沢品が売れにくくなるのが大きいとすると、次期の利益は下がることになろう。スタビライザ的に働くと思われる。

JRF2021/11/257865

むしろ、(国に吸い上げられる)利益が多いと、利払いで返す必要が少なくなり、返済率が下がり、それはつまり貯蓄率が下がるということで、基礎等式により、株価が下がる。労働者には贅沢品が売れやすくなり、資産家は資産効果によりおそらく贅沢品を買いにくくなる。その両者の効果により、利益が上がるか下がるかは微妙なところとなる。どちらかと言えば、資産効果は借金も減らすことから中立ぎみで、労働者には贅沢品が売れやすくなるのが大きいとすると、次期の利益は上がることになろう。不安定ぎみな系になると思われる。

JRF2021/11/253088

どちらの可能性があるかは難しい。本当にそうなるか、実験してみるべきで、その後、スタビライザ的なものの動きを取るべきとなるのではないか。

JRF2021/11/251886

……。

まとめると、私の枠組では、株価の総額 = (全販売用在庫+投資(による在庫)) * 貯蓄率 * C (C は定数) を 資本主義の基礎等式 とし、企業の優位性=在庫の多さ が株価の根拠となることから、全知財総額=株価の総額 となる。…とすれば良さそうということ。

JRF2021/11/252583

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追記。

利益が多いと、返済率が上がるのか、下がるのか、どちらもありうる。そもそも利子というものが存在しないモデルでもある。

ただし、現実の経済は、利益が上がれば株式が上がる経済であるため、返済率が上がるのが自然であり、そこから逆算して、利子率などがつじつまが合うように定義されるのが、現実に近いモデルとなるのであろう。

JRF2021/11/267205

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……。

追記。

日本のデフレ・株安はなぜ起こったか? 借し渋りがヒドく返済率が高かったはずなのになぜ株安になったか?

JRF2021/11/276731

これは、返済率よりも返済量のほうが大事で、私の枠組だと自由に借りられるのに対し、日本の場合は借りられなくなったのが問題だと考える。借りられないから返済量が少ない…と。また、金利を下げて返す必要が薄くなったというのもあるだろう。こちらは返済率が少ない…とも言える。返済率が少なくなったから株安になったのか、株安になったから返済率が少なくなったのか、…後者が答えというのが日本のデフレから得られる知見なのかも。

JRF2021/11/279680

……。

私の枠組は、利益が出てバンバン返すときは、経済の調子が良く見えて株高になるが、商品の裏付けがないため、やがて利益が出なくなり株安に転じる。しかし、商品は売れはじめるので、利益が復活する。そうやって、いきつもどりつして定常状態のようなものができる…と想定している。

ただ、現実は、株は将来の予想…まぁ、在雇の予想としても…からなるわけで、今いち私のリクツと合ってない気がする。私、間違ってるのか?

JRF2021/11/270890

今は貯蓄率が大きいと株高にしているが、最初は、貯蓄率が小さいと株高にしていたんだよね、通常の経済はそっちだから。ここに間違いがあるのか?

JRF2021/11/276515

……。

…返済率が小さいほうが株高のほうがいい気がしてきた。とすると、ここのページかなり修正しないと…。

まず、資本主義の基礎等式は、「株価の総額 = (全販売用在庫+投資(による在庫)) * (1/貯蓄率) * C」(C は定数) になる。

JRF2021/11/278674

「むしろ直接、供給不足を表すべきである。それはすなわち需要不足でもあるため、具体的には買う者が少くなるように、「貯蓄率」が大きくなる」…の部分は、「むしろ直接、供給不足を表すべきである。それはすなわち投資不足でもあるため、投資=貯蓄ということを考えれば、「貯蓄率」が小さくなる」…となる。

「金が資産市場に集中することが、株高を演出する」…の部分は、「消費が活発なことが株高を演出する」…となる。金が資産市場に集中するのは、じゃあ、土地高を演出するんだろうか? …実験してみないとどうとも言えない。

利益が与える影響は、返済率のリクツ部分を入れ替える。不安定とスタビライザ的は逆になる。

JRF2021/11/273176

また…現実の経済は、利益が上がれば株式が上がる経済であるため、返済率が「下がる」のが自然であり、そこから逆算して、利子率などがつじつまが合うように定義されるのが、現実に近いモデルとなる…ということになろう。

ただ、利益が多いと利払いの必要がなくなるが真ということだが、利子率が大きくなるのも真のはずだから、利子率が大きくなっても返さなくていいほど、他の収入が良く借金もバンバンできるというのが背景にある…ということになろう。

JRF2021/11/276897

利益が上がり、返済率が下がり労働者に商品が売れ、株高になって資産効果で商品が売れ、ますます利益が上がるとなれば、これが逆回転したときヒドくなる不安定な系ということになる。この不安定さを柔らげるために利子率を大きくして、返済率をむしろ上げ、株高を抑えるのが現実の経済で、だからこそ私は間違ったということになるのだろうか。ちょっと言い訳。

JRF2021/11/279920

むしろ、普通は利益が上がり下がりしても返済率は一定となるように利子率がコントロールされていて、過熱を抑えるときは返済率を上げたりするなどのコントロールが行える…ということなのだろうか?

なお、日本のデフレの場合は、返済率が大きいので株安になった、と説明でき、直感にも合う。

JRF2021/11/274122

……。

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追記。

知財について、普通の本を勉強して知財の生産ができるようになる…というのとはイメージがかけはなれている気がするかもしれない。

これは、本の勉強時間を実際には支払いとして使っているというイメージだろう。ただし、その支払いはいったん国の利益となり、国はそこから本の作者を大学などで雇い、それが本の作者の知財収入となる…というのがつづまって、simple_market_a1_*.py のようなモデルになっている…と考えればいいのではないか。

JRF2021/11/271542

……。

知財がもたらす優位性には、贅沢品なら贅沢品の間でのみ優位となる「相対的優位性」とその知財の知見が贅沢品に関する知見なら、最適化するとき贅沢品を必需品や原料より大きく重み付けさせるような「絶対的優位性」があると考えることができよう。

JRF2021/11/278034

……。

……。

追記。

いや、やはり修正前の考え方のほうが合ってるかもしれない。

私の枠組では「貯蓄=投資」とはまだなっていないから、どちらかというと、株高は貯蓄率の少なさではなく、多さに結び付いていると考えるべきなのではないか。現実は、貯蓄率の少なさに結び付いているけれども。

この逆数どうしの関係をどう架橋すれば良いのか…。

JRF2021/11/277789

貯蓄率は、株高に関係ないとしてしまうか…。でも、そうすると、返済率で株価をコントロールという魅力的なリクツが使えなくなる。(貯蓄率) ** k として k を -1.0 から 1.0 の間を取るようにする。…とか、モデルとしては作れる。しかし、k の意味はなんなのか?

貯蓄=投資となっていれば、k = -1.0 として、そうでない場合が 1.0 とするとしても「そうでない場合」って何なんだ?

JRF2021/11/276160

間接投資と直接投資の比率の問題だろうか? 投資が貯蓄に基づく「間接投資」の場合、「貯蓄」の多さは株式への資金の少なさを現している。投資が株式に基づく「直接投資」の場合、「貯蓄」の多さは株式への資金の多さを表している。直間比率が 0.5 : 0.5 のとき、k = 0 になる。…とか?

こじつけだなぁ…。

JRF2021/11/270041

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