« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »

cocolog:93911301

財務省の桎梏をやぶるための「メタバース」や AI、DRM とそれらへの税の可能性について。 (JRF 3933)

JRF 2022年12月17日 (土)

[cocolog:93844439] で日本に必要な若者専門家による専制的支配として、(「若者」)官僚の事務会議、医師・弁護士を中心とした専門家会議、科学者・(IT)技術者からなる技術会議、とそれらを統べる三者調整会議を作り、それに日本を支配させてはどうかという話をした。

そして、このところニュースや Twitter では軍事費のための財務省の言い分が話題になっている。

JRF2022/12/170891

官僚による支配は結局、財務省の支配になるのではないか? 財務省の桎梏を抜けるにはどうすればいいか…と考えた。結論としては特に良いアイデアはない。財務省が予算の執行をしようとしてもうまくいかなくさせるイヤガラセみたいなものは可能だし、軍事生産体制の桎梏を軽くすることも可能ではあるだろうが。

最近、Cluster や VRChat を私はさわっていて、そことの絡みで「グローバル共有メモ」や Twitter で考えはじめた。そのコピペをしておく。

JRF2022/12/174298

……。

○ 2022-12-15T09:07:45Z

「物」である限り金を積めば買える。が、メンバーシップが前提になると話は変わる。それが中国で起きていることであり、「メタバース」と相性が良い考え方。それが財務省の予算の桎梏を破る鍵になるかというと、「メタバース」内で金がなかなか動かない現状では難しいのではないか?

JRF2022/12/175301

○ 2022-12-15T09:51:17Z

でも、そうか。会社に入るのがメンバーシップで、そこにお呼ばれしてそれにふさわしい生活か確かめる。って、昭和とか昔にはあったことだよな…。消費が直接「会社」にバレるというのが新しいという話になるんだろうか? VR企業はその監視業務で会社などから投資・金をもらう…と?

JRF2022/12/176605

……。

……。


ソフトウェアでメンバーシップが関係してくるのは広く DRM と言えるが…。

○ 2022-12-15T12:05:45Z

国の財務の問題は極言すれば戦争時に(国際協調的な貸借を含め)生産体制をどう維持するかにあるだろう。「メタバース」との関連は、宇露戦争の事例を考えると、DRM を使っている(生産用の)ソフトへの攻撃に現れるか。ならば、DRM 課税で統制を…という方向に話を持っていくしかないのか?

JRF2022/12/176736

ただ、現在の「メタバース」は二次創作はあっても DRM はほぼない。これを二次創作者も DRM を使う方向に行くという道が考えられる。DRM は食糧などのリアルな生産とは今は関係なく見えるが、そういうのも AI やロボットで生産するなら関連が出てくる。

しかし、そういう生産を DRM にかかわらせるのは危険であるという判断ももっともで、闇ソフト・脱獄ソフトをどう維持するかという問題になってくる。それを比較的光の方向に持っていくと、現在の DRM を使わない二次創作・自作の重視という現状維持の方向になる。

JRF2022/12/172241

ただ、これらは「メタバース」というより IT 技術一般の問題。「メタバース」に特有の問題というとまだ私にはわからない。メタバースは、コンシューマーゲームのようなおもしろさではなく、ソーシャルなおもしろさで成り立っているという印象があり、そこを税などとどう関連させるか…。

あと、AI への統制をどうするかという問題もある。私は「メタバース」で使う服に AI で生成したパターンとか使えないかとか思っている。それと二次創作との絡みなどを考えていく必要があるように思う。そのあたりも私の中では答えが全く見えていない。

JRF2022/12/175182

……。

ソーシャルなおもしろさへの統制となるとパトロンへの課税ということになるのだろうか? 贈与税の現代化? いや、これはなぁ、企業が社員のパトロネージュしてそれが所得税から控除できるとかなってからが本番だろう…。そしてパトロネージュが適切かを監視しあう?

JRF2022/12/173760

……。

……。

メンバーシップでしか物が買えないとすると、確かに予算の執行において、財務省の一存では決めがたくなることは増える。しかし、予算の執行に専門性は今でも必要なので、そこから大きく変わるとは言いがたい。

…となると、省庁独自予算の話になるか、それとも、軍事体制のときに予算をそれほどかけないで済むぐらいしか、財務省の桎梏を抜ける話はないのかもしれない。

JRF2022/12/175325

上の DRM の話は要は海外 DRM に頼らないようにするにはどうするかという話に持っていくと、それは「軍事体制のときに予算をそれほどかけないで済む」方向の話にはなるだろう。

ただ、それが「財務省の予算の桎梏を破る鍵」という直感にあたるかというとそうは思えない。ここらは要再考だろう。

JRF2022/12/170516

……。

……。

○ 2022-12-15T12:45:40Z

AI の統制。よく絵師が AI にデータを使われたくないとして話題になってるが、AI が使うデータから特定のデータを抜くのはコストはかかるけど、ある程度の猶予さえあれば無理というレベルではない。そこを考えるとむしろオプトアウトで AI に使われたくないという者に課税するほうが生産的で、自然なように思う。ちょっと不公正に思うが、AI にも資本として一般に課税するようになれば釣り合うのではないか。AI 関係者は、使われたくない者のデータベースへアクセスせねばならず、そこに課税するとかもできるかもしれない。

JRF2022/12/170915

○ 2022-12-15T16:59:47Z

囲碁の AI の使われ方とか見てて思うんだけど、AI ってツールとして使われて、作業とかは「ライブ」で…作業過程とかを公開していく形が一般的になるんじゃないか。そのとき AI に作品を使われるのを拒否した人も AI を使っていい。うしろめたさをぬぐうために拒否料を払ってもいいのでは?

JRF2022/12/178071

○ 2022-12-15T17:05:37Z

AI への拒否料を払うといっても AI サービスごとに払うとなると大変。だから著作権登録制度を通じて拒否の意思表示をして国にだけ拒否料を払えばいいとかにすべきなのだろう。もちろん、これまで通りデフォルト(で拒否しないまま)なら特に登録も必要ない…でいいと思う。

JRF2022/12/170690

……。

一方、パトロン税の話は…

○ 2022-12-15T13:48:14Z

創作者どうしのやりとりは中元・歳暮と同じで、額が大きければ贈与税とかみなし消費税とかの問題にはなるんだろうけど。支援金は特別に課税しないでも、支援金からマージンを取る pixiv とかが法人税は払えば済む話なのかな。そして、金融機関みたいに義務として疑わしい取引は報告させる…と。

JRF2022/12/172526

……。

支援金課税や AI 課税は法人税を取ってるからいらないとなるか…というとそうとは限らない。

○ 2022-12-15T14:25:32Z

消費税と所得税という「二重課税」が広く認められている以上、二重課税だからダメという論理は通用しない。よく似た二つの税が課されるとき、一方の税を課されない人がいるなど、不公平な状況があって、はじめて問題になる。…と思う。

JRF2022/12/171408

« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »