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cocolog:94077368

2022年12月から2023年3月のジルパの音楽鑑賞。「ジルパ」名義で、Twitter でクラシック CD やクラシック音楽館の一行紹介をしています。それらをこちらにコピペしておきます。 (JRF 5172)

JRF 2023年3月14日 (火)

(ジョンおじさまの音楽鑑賞についてのメモもコピペされていて直近のは [cocolog:94077367] にあります。)

JRF2023/3/141982

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○ 2022-12-16T09:50:16Z

jilpa> フォーレの室内楽曲が好きです。不安を超えていく美しさがあると思います。

JRF2023/3/140446

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○ 2022-12-21T03:45:07Z

jilpa> 井上道義&N響の『伊福部昭: シンフォニア・タプカーラ』と『ショスタコーヴィチ: 交響曲第10番』を聴きました。労働の日々の中、黒い深淵を覗き見るような曲の組み合わせでした。

《N響第1968回定期公演 - クラシック音楽館 - NHK》
https://www.nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJKM4/episode/te/Q2W8X5J5QY/

JRF2023/3/149715

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○ 2022-12-25T15:17:22Z

jilpa> 『マーラー:交響曲第10番(カーペンター版)』を聴きました。破綻に向けた悲しみと怒りが美へと昇華されるある種のマゾヒズムがあるように思います。でも、作曲家はそれに耐えられなかったということなのかもしれません…。

ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の海外盤の SACD を CD として聴きました。

JRF2023/3/144938

《交響曲第10番(カーペンター版) ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(限定盤) : マーラー(1860-1911) | HMV&BOOKS online - 88697768952》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000019272/item__3922180

JRF2023/3/143934

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○ 2022-12-30T06:04:57Z

jilpa> 『フォーレ:チェロ・ソナタ第1番』。落ち着きの中、上昇気流に導かれながら、淀んでいく魂の哀しみがあると思います。ロデオン(vc)&コラール(pf)の CD を聴きました。このころの CD は日本語解説が充実しているのもいいです。

《室内楽曲全集-3 ロデオン(vc)コラール(p)デボスト(fl) : フォーレ (1845-1924) | HMV&BOOKS online - TOCE-13413》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000025134/item__1234087

JRF2023/3/144026

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○ 2023-01-01T07:32:12Z

jilpa> 井上道義&N響『第9』を聴きました。ご存知ベートーヴェンの最後の交響曲です。闇の克服を強く感じた演奏でした。第3楽章は「青春は一度しかないが、それでも生きていける」ということでしょうか…?

《N響「第9」演奏会 - NHK》
https://www.nhk.jp/p/ts/1JG7WX9P27/

JRF2023/3/147539

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○ 2023-01-07T09:20:54Z

jilpa> 『ヤナーチェク:グラゴル・ミサ』を聴きました。古びた木彫りのイエス様の像のある「原始的なヨーロッパの教会」があるとしたら、それを想い浮かべました。マッケラス指揮の Chandos の 1994年の CD です。

《ヤナーチェク:グラゴル・ミサ/コダーイ:ハンガリーの詩篇 マッケラス指揮 : Janacek / Kodaly | HMV&BOOKS online - CHAN9310》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000060410/item__177962

JRF2023/3/149311

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○ 2023-01-13T19:52:05Z

jilpa> 『モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ K.304』を聴きました。やや安っぽい使命感がありながら、鎮静して現実に向かう心…舗装が古くなってデコボコになった散歩道がしかし心地いいことを想い浮かべました。ハーン(vn)&シュウ(pf)の2004年録音の CD です。

JRF2023/3/145429

《ヴァイオリン・ソナタ第25、28、32、42番 ヒラリー・ハーン(vn) : モーツァルト(1756-1791) | HMV&BOOKS online - 4775572》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000018888/item__1490919

JRF2023/3/147299

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○ 2023-01-15T14:08:55Z

jilpa> NHK Eテレ『クラシック音楽館 新・日本のピアノ』、素晴らしかったです。「現代曲」、冷徹・透徹というより、不思議な(原始的な?)熱さがあって、とても良かったです。

《新・日本のピアノ - クラシック音楽館 - NHK》
https://www.nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJKM4/episode/te/6VXKQQ2GX4/

JRF2023/3/149920

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○ 2023-01-17T13:06:42Z

jilpa> アファナシエフ『モーツァルト: 幻想曲&ピアノ・ソナタ KV457 他』の CD を聴きました。ジャケットのチベットの神様のような禍々しさ(?)までは感じませんが、禅的厳粛さのある曼荼羅…といった感じです。ジャケットが西洋人の感覚なのでしょうか…?

《アファナシエフ・プレイズ・モーツァルト : モーツァルト(1756-1791) | HMV&BOOKS online - COCO-70983》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000018888/item__2802924

JRF2023/3/147697

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○ 2023-01-20T12:54:53Z

jilpa> 『ブルックナー: 交響曲 第5番』第2楽章、アルプス山脈が大伽藍であったようなイメージを持ちました。一つの巨大なアーチにはかない終わりがありますが、Wikipedia のように「小粒」という印象はないです。ヴァントの SACD を CD として聴きました。

JRF2023/3/141629

《交響曲第5番 ヴァント&ベルリン・フィル : ブルックナー (1824-1896) | HMV&BOOKS online - BVCC-34147》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000019429/item__1226612

JRF2023/3/140237

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○ 2023-01-22T14:29:37Z

jilpa> #クラシック音楽館 『メンデルスゾーン: バイオリン協奏曲』。ドラマティックな曲でした。明るく生きようとする人の困難のある人生を見るようでした。チェン(Vn)、スラットキン&N響でした。

#クラシック音楽館 『ヴォーン・ウィリアムズ: 交響曲 第5番』。草の伸びた草原にやがて寺院の跡・古城・街が続いて現れて、順次、幻のように・魔法のように消えていく、最後は星空で終る。そんなイメージの曲でした。スラットキン&N響です。

JRF2023/3/141441

《N響第1970回定期公演 - クラシック音楽館 - NHK》
https://www.nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJKM4/episode/te/WP6VVXZ4KR/

JRF2023/3/144128

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○ 2023-01-27T13:42:14Z

jilpa> コチシュ『バルトーク: ピアノ作品集』の CD を聴きました。銅版画に描かれた中世の騎士道の世界を想い浮かべました。残酷さや哀しみがありますが、遊びや胸躍る冒険譚もあるようです。

《ピアノ曲集 ゾルターン・コチシュ : バルトーク (1881-1945) | HMV&BOOKS online - COCO-73069》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000018574/item__3853781

JRF2023/3/149813

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○ 2023-01-30T13:16:35Z

jilpa> #プレミアムシアター コープランドの音楽、西部劇から銃撃戦を抜いた世界です。『アパラチアの春』、素朴さ・雄大さがあり、なんといっても快活な美しさがあります。『ロデオ』、哀愁がありますが、生活にユーモアがあるようです。スラットキン指揮 N響 第1969回定期公演でした。

JRF2023/3/144269

《1月29日の放送内容 - プレミアムシアター - NHK》
https://www.nhk.jp/p/premium/ts/MRQZZMYKMW/blog/bl/p1EGmp948z/bp/plBK8XdAaE/

《NHKオンデマンド | プレミアムシアター N響 第1969回定期公演》
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2022125199SA000/?np_banID=top_sp0116_125199

JRF2023/3/141267

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○ 2023-02-02T16:00:50Z

jilpa> 『ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 作品51の1』を聴きました。現代より遅い青春の愛の苦悩があり、それはメロドラマの元型となった「本物」のように思いました。プラハ弦楽四重奏団の CD です。

《弦楽四重奏曲全集 プラハ弦楽四重奏団(2CD) : ブラームス(1833-1897) | HMV&BOOKS online - COCO-70850/1》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000034573/item__1215890

JRF2023/3/142743

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○ 2023-02-03T08:55:46Z

jilpa> 『モーツァルト: 交響曲 第40番 K.550』第2楽章。天上の光が降り注ぐ中、神々が法を創造する苦悩が描かれているように感じます。41番はジュピターですが、40番も神の世界のように思います。ワルター&ウィーン・フィルのモノラル録音でした。なんと今は同録音の SACD もあるようです。

JRF2023/3/142549

《交響曲第40番、第25番 ブルーノ・ワルター&ウィーン・フィル : モーツァルト(1756-1791) | HMV&BOOKS online - SICC-30311》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000018888/item__7277091

JRF2023/3/147539

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○ 2023-02-06T05:07:48Z

jilpa> #クラシック音楽館 『ブルックナー:交響曲 第2番』。青いスケイルアーマー(うろこ甲冑)を着た英雄が、黄金の空・雲の谷間を往き来する姿を想い浮かべました。ルイージ指揮 N響 第1971回定期公演です。

《N響第1971回定期公演 - クラシック音楽館 - NHK》
https://www.nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJKM4/episode/te/EG7Q795P9Q/

JRF2023/3/147277

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○ 2023-02-08T12:16:33Z

jilpa> 『チャイコフスキー:交響曲 第5番』を聴きました。激しい情念は、悲劇的ですが美しく、ときに楽しいです。木造の暖かい部屋の外は雄大な厳しい冬の自然があり、そこには独特の孤独感があるのかもしれません。ムラヴィンスキーの CD です。選ぶときは5番が一枚に収まっているものがよいです。

JRF2023/3/149543

《交響曲第4番、第5番、第6番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(3CD) : チャイコフスキー(1840-1893) | HMV&BOOKS online - UCCG-3312/4》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000018904/item__930125

JRF2023/3/143663

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○ 2023-02-11T14:19:32Z

jilpa> 『バッハ: ピアノ協奏曲 第2番 BWV1053』第2楽章。バッハは召命の音楽。ですが、ここではカラヴァッジョが描いたような背景に、黒髪の白い肌の女性が哀しげに踊っている姿が見えました。バーラミ&シャイーの CD です。

JRF2023/3/144192

《ピアノ協奏曲集 バーラミ、シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団 : バッハ(1685-1750) | HMV&BOOKS online - 4782956》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000002339/item__4079424

JRF2023/3/141210

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○ 2023-02-12T14:31:02Z

jilpa> #クラシック音楽館 『リンツ』第4楽章、カッコよく颯爽と困難を乗り超えていく貴族の若者の姿が見えます。『スコットランド』、寂しげでも芯のある美しい交響曲です。誠実なのにとてもドラマティックです。ルイージ&N響第1972回定期公演でした。

《N響第1972回定期公演 - クラシック音楽館 - NHK》
https://www.nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJKM4/episode/te/JV835GV2ZR/

JRF2023/3/142803

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○ 2023-02-16T15:34:09Z

jilpa> 『ショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲 第1番』。アルゲリッチの CD です。諧謔的で暴力的なダンスですが、美しいです。ステレオでピアノの低音を試したいときはこの CD をかけます。誰かに言わせれば「下品」かもしれませんが、第2楽章、ガーンと鳴るのが心地いいです。

JRF2023/3/140344

《ピアノ協奏曲第1番、ピアノ五重奏曲、他 アルゲリッチ、ナカリャコフ、マイスキー、ヴェデルニコフ&スイス・イタリア語放送管、他 : ショスタコーヴィチ(1906-1975) | HMV&BOOKS online - 5045042》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000021314/item__2617420

JRF2023/3/145270

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○ 2023-02-19T14:45:13Z

jilpa> #クラシック音楽館 『ラフマニノフ: ピアノ協奏曲 第2番』第1楽章。石畳の夜の街にガス灯がともり、霧が紫に煙る中、ラフマニノフにとって重要な人物が浮かんでは消えていくような光景を想い浮かべました。河村尚子&ルイージ&N響 第1973回定期公演です。

《N響第1973回定期公演 - クラシック音楽館 - NHK》
https://www.nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJKM4/episode/te/6QG6JWJKZZ/

JRF2023/3/141686

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○ 2023-02-25T07:48:58Z

jilpa> 『シューベルト:交響曲 第9番「グレート」』。「偉大」な遊びなのだと思います。人生が・世界が、巨大で深刻な「遊び」であることが、あきらめからでなく、真剣に語られているように思います。フルトヴェングラーの CD で聴きました。

JRF2023/3/144241

《シューベルト:交響曲第9番『グレート』、ハイドン:交響曲第88番 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(1951) : シューベルト(1797-1828) | HMV&BOOKS online - 447439》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000034589/item__486110

JRF2023/3/145789

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○ 2023-03-02T17:11:54Z

jilpa> 『シューベルト: ピアノ・ソナタ 第18番「幻想ソナタ」D.894』第3楽章。二人の家庭のような幸せがありますが、家計のちょっとした苦労が地獄の絶望を覗かせているかのようです。地獄は心のうちにあるのであって救いなきほど悪に手を染めることもまた不可能なように私は思うのですが…。アファナシエフの CD です。

JRF2023/3/144580

《ピアノ・ソナタ第18番『幻想ソナタ』 アファナシエフ : シューベルト(1797-1828) | HMV&BOOKS online - COCO-70806》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000034589/item__1439725

JRF2023/3/144601

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○ 2023-03-11T11:04:28Z TTdUECvUpQ

jilpa> 『バルトーク: ヴァイオリ・ソナタ 第1番』第3楽章。電信の張り巡らされた戦場でなぜか馬上の源義経が人を乗り越え、なお、乗り越える…さまが見えました。クレーメル&アルゲリッチ の CD です。

JRF2023/3/148861

《バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番、ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ、メシアン:主題と変奏 ギドン・クレーメル、マルタ・アルゲリッチ : バルトーク (1881-1945) | HMV&BOOKS online - UCCG-6161》
https://www.hmv.co.jp/artist__000000000018574/item__6364564

JRF2023/3/143183

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