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cocolog:94115326

アベノミクスを批判的に反省する形で経済について「妄想」した。超高齢化にそなえ、男性よりも女性介護士の給料を上げ、基本働けない老人は海外投資で稼ぐというモデルのため、給料高より株高を優先したが、それはやはり無理があったということでは? (JRF 7665)

JRF 2023年4月 3日 (月)

(「グローバル共有メモ」や Twitter に書いたことをコピペする。)

昨日、母が『そこまで言って委員会』を見てて、そこでいやいやながら、聞こえてきた議論で、アベノミクスや新自由主義を今でも肯定しているように聴こえて、「うへぇ」と思った。それが今日まで頭に残っていて、一連の書き込みとなった。

JRF2023/4/36325

……。

○ 2023-04-03T01:00:11Z

やっぱり中間搾取系はダメだと思う。

ゴールドラッシュで道具を売る者だけが儲かるのが常態なのはやはりおかしい。派遣業が労組のかわりとか、中抜き産業が安定してないと、子供を育てる世代のまともな働き口がないとかはあるだろうが、末端が生活できないのに上流が贅沢してるのはおかしいというのは普通の感覚だと思う。

JRF2023/4/31673

○ 2023-04-03T01:07:47Z

安倍元首相には功績があると思うが、黒田日銀総裁との「アベノミクス」異次元緩和は必要だったのか疑問だ。株価7000円で円高というのは、内需不足の様相と見るのが普通で、そう考えると、給料が上がる何かをやるべきだったとなる。株価下がったから給料抑えたが一番まずかったのでは?

JRF2023/4/32108

……。

○ 2023-04-03T01:09:44Z

トシとったこともあり、まともな思考力を失いつつあるので、昔話に適当なことをヌかしております。

JRF2023/4/36439

……。

○ 2023-04-03T02:04:22Z

アベノミクスの時代、円で借りて外貨に換えて海外投資…というのは、結局、相手は円に換えるのだから効果ない…とかいう人がいた気がするが、やっぱり、それを円安圧力にしていて、しかし、将来に円で帰ってくるからその効果は十分でなく、さらに海外投資の結果を株高に直接つなげようとするから、給料高より株高のほうが内需には効かないからやっぱり株高圧力にもなりにくくて、それで苦しんでいたのではないか。

JRF2023/4/33433

で、どうすればよかったかだが、うーん、私は、企業で45分 PC で働いたら15分休憩=1/4 の時間は個人が自由にネットってのが迂遠だけどよい…というのを相変わらず推す。ネット、肌感覚ではかなり効果があるのに、宣伝効果が十分でない。そこには企業が個人のネット利用を企業の「プライバシー」の観点から制限しているのが問題なのだと思う。

ネットに賭けた者が、リターンが十分でないため、縁故主義に陥る。縁故主義に陥った企業は、さらに上の縁故主義によって排除される。それが日本経済を国際的に弱くしていたのでは…と末端のブロガーだった私は妄想する。

JRF2023/4/38654

……。

縁故主義について、もう少し言葉を足しておくと、縁故主義に陥った企業の上位取引先(米軍がらみを想定)が、ここは縁故主義でないんだけど、しっぺ返し戦略を取っていて、縁故主義の会社には、縁故がないからという理由で、不利な取引条件を提示したりすることがあるのではないかと考える。

そうすると、縁故主義の企業の社員は、縁故がないからダメなんだと思い、「囲い込み」の中に転職したりしたいと思うようになる。(産業)スパイ的なものができ上がり、その企業は、上部から腐っていく。

JRF2023/4/36573

ただ、これは、しっぺ返し企業も、ただでは済まず、縁故主義に染まる者が身内に出てくるようになる。これが世界的に起こって、経済を非効率化させた面もあったのではないか。これは、[cocolog:93195641] でも論じたが、IT企業でスパイが生まれやすかったのと相乗効果があったかもしれない。

keyword: スパイ

JRF2023/4/30352

……。

○ 2023-04-03T02:26:46Z

要は、中間搾取の縁故主義がダメなんだけど、そうせざるをえなかった理由は、ネットに対して「企業のプライバシー」を守りすぎているから、ってのが私の意見。それを優先したのは米軍従属のためとか…さらに奥を探ることができるかもしれないが、その前にできることはあると私は考えてる。

JRF2023/4/30782

……。

○ 2023-04-03T02:56:43Z

「ゾンビ企業」とか言葉使う人がいるけど、確かに、昔はあったんだよ。バブル崩壊で、いくら突っ込んでも給料を上げず、返済に回すから、経済がいつまでも上向かない的な。でも、利益が薄くてもやってるというのは、今は、こんな内需の状態でも、実業でほそぼそとやってる優良企業のほうなんじゃないかな?

JRF2023/4/36068

○ 2023-04-03T03:03:26Z

逆に言うと、「新陳代謝」している企業の中にこそ、中間搾取の縁故主義の企業があるということかな…。

JRF2023/4/39152

……。

○ 2023-04-03T03:08:23Z

まぁ、でもこの辺も昔話だね。スマホで隠れて自由めに使えるようになったとかもあるだろうし、若い人が雇いにくくなって、中間搾取しようがない…とか、今はありそう。

JRF2023/4/33229

……。

補足すると、「企業のプライバシー」が問題で、その解決には「1/4時間は個人が自由にネット」できればいいというのが私の見立てだった。スマホの隆盛ははからずも、「個人が自由にネット」できる状況を作った。ここで経済が立て直されたなら、私の意見は正しいと見るべきだが、実際のところはどうだったのか…。

ただ、企業で隠れてスマホを使うのも難しくなってきている…とかあるなら、ちょっと立ち止まって考えないと、痛い目に合うのではないかと思う。

JRF2023/4/32823

……。

○ 2023-04-03T03:34:34Z

「企業で45分 PC で働いたら15分休憩=1/4 の時間は個人が自由にネット」ってのは一回きりの策だから持続的効果はない…と思うかもしれないが、要は「企業のプライバシー」をなんとかすることで、スマホが現れればスマホに対応し、VRChat が現れればそれに対応するためにポート開くとか、安全サイトを決めるとか、ちょっとした監視(というか休憩時間切り分け)ツールを公共事業で作ったりすればいいんだよね。

JRF2023/4/36348

で、大事なのはそこは「囲い込み」にならないようにということ。縁故主義になるとしっぺ返しがあると心得るべし。例えば、遮断理由やアクセス情報のユーザーへの開示とかのルールを作っていくことだと思う。そういうのは継続的に続けないといけない。そういう意味では今の Twitter 社の試みは注目すべき点が多い。

JRF2023/4/30307

……。

○ 2023-04-03T03:41:13Z

Twitter 社の試み…インプレッションの開示やおすすめのオープンソース化のことを念頭においている。インプレッションをいかに操作されないものにするのかも考える必要がある。操作を有料化し、それを払わない企業を訴え、可視化するのも一策。

JRF2023/4/39238

……。

○ 2023-04-03T07:58:42Z

まぁ、アベノミクスの時代、日本の超高齢化の未来を見据えて、介護士を大量にかかえてできる経済は何かという模索はあったのだと思う。模索はある程度経済に余裕のあるうちにしかできないし。昔のような工業生産で食うのではなく、日本に来てもらって安い人材・土地を使ってもらう的なビジョンがあったのかな…。

JRF2023/4/35399

○ 2023-04-03T10:01:06Z

ポリコレを抜きに語れば、介護士はやはり女性に適性があり、そこの給与を維持する(…または高める…)には、バランスとして男性会社員の給料を抑えるしかない。だから、給料を上げられないので、株価高で代わりになんとかしようとしたのかもしれない。好意的に解釈すると…だけど。

老人は基本働けないので、海外投資で稼いでもらってなんとかならないのか、…というのも、給料高より株高でなんとかしようとした理由なのかな…。

JRF2023/4/33202

……。

追記。

「給料高より株高を優先したが、それはやはり無理があった」と書いたが、女性や海外資産の重視は、未来においては正しいのかもしれないが、今このときを考えると現役世代の犠牲が大きかったのではないか。派遣ビジネスの実態は女性の派遣が多いのかもしれないが、男性も比較的多く、それが家庭の不安定化をもたらし、少子化にもつながったのかもしれない。

まぁ、少子化はどこも進んでるので関係ないかもしれないが。

JRF2023/4/66405

それとも、ブラック企業の話も一時期ほど聞かなくなったし、アベノミクス下でも雇用の改善は進んでいたとみるべきで、その前(ずっと前)の就職氷河期の問題を引きずっていただけということなのかな?

JRF2023/4/69598

賃金が上がらなかったのは、女性の賃金増を優先し、高齢者の再雇用を増やしたからかな。前者は女性の働く者が増えることで賃金増はあるものの、男性に比べると低い賃金でやとわれる者の数が増えて平均が減った。後者は、高齢者の賃金の伸びを抑えた。現役男性だけでみると実はそれほど変わってなく、氷河期世代の問題がまだ少し残っていただけ…なのかもしれない。

うーん、結局、私にはよくわからない…というだけか…。

JRF2023/4/62614

……。

……。

追記。

○ 2023-05-23T09:44:37Z

《松浦晋也:Twitter:2023-05-23》
https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1660870337637289985

世界がこれだけ経済成長しているのに対して、日本が全く成長せず衰退しているというのは、この20年間の日本の経済政策が完璧なまでに間違っていて、組織的に衰退政策を推進しているということを意味する。

JRF2023/5/239170

過去30年以上、政治が声高に推進した「改革」とはつまり、「積極的な衰退推進」を糊塗する欺瞞であった。
 まだ間に合う。我々には選挙権がある。


[cocolog:94115326] でアベノミクスを批判したが、結局、介護のために女性の雇用を増やすという方向はあっていたと思うのだが、本当に介護需要がタイトになる時期までにはタイムラグがあり、その分、供給が相対的に多くなってしまい、女性の賃金も大して上げられなかった。その割に男性の賃金が犠牲になっていた(それで需要が不足していた)のではないか?

JRF2023/5/237556

……。

……。

追記。

○ 2023-05-25T05:41:56Z

《魯日 (Rouget):Twitter:2023-05-24》
https://twitter.com/rougetgachihold/status/1661207818047995905
>「2000年代に高齢化が進み、社会保障給付費が膨らんだとき、政府は社会保険料の引き上げで対応しました。(略)これによって何が起こったかというと、正規雇用の人件費が高くなったことから、非正規雇用の増大につながった」

この観点も重要ですね。社会保障が現役世代の非正規雇用を増やした!!

JRF2023/5/256987

非正規の増加はかなり問題で、それが「男性」の所得を制限したのだろう。あと、金融所得税(を教育に回す)…は政治的に無理なのか?

JRF2023/5/251735

《Shin HoriTwitter:2023-05-24》
https://twitter.com/ShinHori1/status/1661347979855556609
>旧民主党政権の「コンクリートから人へ」は建設業への偏見やインフラ軽視に基づいた妄言であり、二度と口に出してはならない禁忌のダーティワードと考えねばならない。コンクリートも人も、である。

立憲は維新と対決するのだから、「身を切らない改革」を志すべき。<

JRF2023/5/259126

《マクシム:Twitter:2023-05-25》
https://twitter.com/thksngy/status/1661394857762365441

建設業や地方を蔑視している間に中国はすっかり高速鉄道網と高規格道路を整備し、抜き去られてしまった

・地方には雇用がない
・都市は過密
のジレンマ脱却にはインフラ整備が絶対に必要。

>「コンクリートから人へ」は建設業への偏見やインフラ軽視に基づいた妄言であり二度と口に出してはならない
https://pbs.twimg.com/media/Fw510HgXsAEsmj7?format=jpg&name=medium

JRF2023/5/255681

「コンクリートから人へ」…は昔の私も正しいと思った。しかし、地方(の男性)に無理を強いた部分も大きかった。

ただ、この先、更新だけで目いっぱいで、コンクリートに新たに投資するには、少し人的資源が足りないように思う。ロボットで何とかなるのだろうか? & カネがどこから出るのか、ゆうちょの財政投融資みたいなのをまた作るのか、作れるのか?

JRF2023/5/253642

……。

……。

追記。

○ 2023-05-26T08:20:11Z

《Michihiro Kaneko:Twitter:2023-05-25》
https://twitter.com/k_neko31/status/1661681188183093249
>市場経済という社会システムの中で、自分たちだけ違う生き方をしようとしても通るはずがないので、アカデミアの構造改革をするなら経済的な側面から行う必要があるが、、、偉い先生たちを見ていると無理だろうなぁ、と思うのです?<

JRF2023/5/263701

《田口善弘:Twitter:2023-05-26》
https://twitter.com/Yh_Taguchi/status/1661868931752288256
>まあ、それをやるといわゆる「役に立たない基礎研究」は全部死亡するよね。だから(中国も含めて)まともな国家は「アカデミアを維持する(主たる)経費を市場から調達する」という仕組みは取ってないわけで。そもそも科学の成果がペイするのは遠い未来なので今ペイさせようというのは筋が悪すぎる。<

JRF2023/5/263981

岸田首相が当初いってた金融税。株式などからそれを取って研究などの教育関連に渡す目的税化する。…大きな変動は寄付を募ってなだらかにする。…のは、(我ながら)いいアイデアだと思うんだけど…ダメなのか? (教育目的金融税の提案 [cocolog:93150989] )

JRF2023/5/267141

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