« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »

cocolog:94328139

Bard さんと話すために私の死刑に関する考えを少し寄せ集めした。私は昔から死刑賛成派です。敵を殺すための軍人を雇っておいて、「死に値する人間はいない」といって自分の手を汚す覚悟のない国家・集団は卑怯・卑劣だと考えます。… (JRF 8657)

JRF 2023年7月28日 (金)

(「グローバル共有メモ」と Twitter で書いたことをコピペ。ただ、これは Google Bard さんとの会話のため、これまでの「ひとこと」などからまとめたもの。実際の Bard さんとの会話は示さない。それは読む方が以下を少しずつ Bard さんに与えて確かめればよいと思う。)

JRF2023/7/288475

○ 2023-07-26T23:11:35Z

私は昔から死刑賛成派です。敵を殺すための軍人を雇っておいて、「死に値する人間はいない」といって自分の手を汚す覚悟のない国家・集団は卑怯・卑劣だと考えます。もちろん、死刑を実際には執行せずに済むほうがよいし、戦争がこの世からなくなり軍人は皆廃業するほうがよいとは思いますけど。

JRF2023/7/282607

軍人と一般人は区別できるもの…諸外国ではそうしているというかもしれませんが、それは軍人の心の問題を軽く見ていると思います。退役した軍人も人を殺したことにそれが国が求めたことであっても、悔いを持っていることがありえます。「死に値する人間はいない」と国がいうのはそういう人を追い詰めることです。

JRF2023/7/282092

……。

○ 2023-07-26T23:12:51Z

ただ、死刑賛成といっても、法に順って必ず死刑を執行すべきかというとむしろそうではない。そのあたり、「善悪」でははかれない「第三の選択肢」を必ず追及すべき、そうすれば何かがあるように「神」が取り計らってくれる…ような信心が私にもあります。

JRF2023/7/284245

死刑執行はすみやかにすべしと法にあったとしても、その法を人の命のために必ずしも重視しないのは、人と法の関係において望ましいものだと考えます。

死刑があるから死にたい者が犯罪をするという議論を聞いたことがあります。しかし、死刑を執行せずに済ませることが多いと、死刑になるために犯罪を犯すみたいなのが減るのではないでしょうか。そういう犯罪を理由に死刑廃止までいう必要はないのです。

JRF2023/7/281552

……。

○ 2023-07-26T23:14:37Z

あと本物の終身刑は、あまりにも希望がないので、やるべきではありません。死刑は次の日には死なないというのが希望になりうる。

とにかく、どんな人間も戦争が・反撃が・軍隊が必要だといった瞬間から、「死刑廃止」は欺瞞に変わると私は考えます。

JRF2023/7/280195

……。

○ 2023-07-26T23:15:50Z

あと、私は死刑判決は、「このままやってると死刑になるよ」という「最後通諜」というか事前通告がある場合のみに限るべきではないかと、昔から考えています。

JRF2023/7/281629

例えば「地下鉄サリン事件」は、「特別手配」された上で、殺人のような罪をさらに重ねなかったのなら、死刑は行きすぎで、そこから「逆算」して、これまでの判決のいくつかは行きすぎで、「松本サリン事件」の実行犯のうち、捜査が及ぶことを知ってさらに「地下鉄サリン事件」にかかわったという者以外の死刑は取り消されるべきではないか…というのが、私の正義感覚といったところです。

JRF2023/7/283512

……。

○ 2023-07-28T01:25:38Z

死刑について追記です。

「死刑執行はすみやかにすべしと法にあったとしても、その法を人の命のために必ずしも重視しないのは、人と法の関係において望ましいものだと考えます。」…についての補足です。

JRF2023/7/281052

法はある意味天賦のもので、法は守らねばならぬように人は順法していくべきですが、ただ、法はかえてならぬものでは決してありません。じゃあ、人のほうが完成されていて、法は人のあるべきところに寄せていけばいいかというとそんなわけはなく、人も変わっていくべきです。そうやってお互い変わっていってできあがる法が全体として天賦のものなのです。

JRF2023/7/282304

[cocolog:93979779] で書きましたが、人と法は組んずほぐれつしていくべきで、そこには言ってみれば愛のようなものが必要と考えます。

JRF2023/7/289820

本当のイデア的状況においては軍も死刑も必要ありません。しかし、そうではないので、死刑を定める必要があります。死刑を認めた一段下の状況で理想化して考えると、死刑を政治利用させないために「死刑執行はすみやかにすべし」という法が必要になります。

JRF2023/7/280230

しかし、それもある種の理想で現実には沿わないのです。法は遵守すべきです。しかし、絶対に近くとも絶対でない領域があります。それが、命に直結する部分で、「死刑執行はすみやかにすべしと法にあったとしても、その法を人の命のために必ずしも重視しない」という部分なのです。

そういう不適切な部分こそ、法と人との愛の現れと言えるかもしれません。

JRF2023/7/280615

« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »