cocolog:94363034
寄付について。国立科学博物館のクラファンで文科省の官僚が批判されてる件。ふるさと納税の手数料。有料花火席問題。…など雑多な話題。 (JRF 8110)
JRF 2023年8月16日 (水)
まずは、[cocolog:94354877] の最後の部分を繰り返そう。
keyword: 教育目的金融税
JRF2023/8/168315
○ 2023-08-09T23:36:53Z
国立科学博物館のクラファンで文科省の官僚が批判されてる件。私は教育目的金融税を推してる関係で気になった。目的税を寄付で補うのは良いが、寄付が税を取るより容易でそれに頼ると、目的税の効果が薄れる。寄付を景気と逆方向に動かすためにも、寄付を頼るのに何らかの制限は必要かも。
《国立科学博物館、1億円のクラファン実施。約9時間後に目標クリア | スラド サイエンス》
https://science.srad.jp/story/23/08/08/1226212/
JRF2023/8/163348
そう考えると、税収が増えた現在、クラファンをさせてるのが問題という議論になるのかも。増えた税収をもとに、予算の前借りができればよいのだろうか? そういうところに基金を使って貸し出しできないか?
JRF2023/8/169771
……。
○ 2023-08-12T12:40:08Z
国立科学博物館のクラファンの件。教育目的金融税の構想との関連で。クラファン手数料が問題になっているが、寄付がその施設のみ使われるのでなく全体の教育のためにも使われるよう国が「手数料」を取って分配するのはありうべき方向のように思う。
JRF2023/8/168663
……。
この先が新しい部分になる。
○ 2023-08-12T15:41:04Z
寄付と手数料に関しては、話に上る「ふるさと納税」もひどいのかもしれない。碌な生産をしてないのに金を取ってるみたいな批判はできるのかもしれない。しかし、それはアメリカの金融業が稼いでいたのと究極的に何が違うんだ? その日本らしい行き方ではないのか。しかし、アメリカはそれを現在の IT 産業の発展につなげた。それに相当することを日本もしなければならない。それには、どうあればいいんだろう? AI や 1999年に発見されていた LK-99 にヒントはあるだろうか?
JRF2023/8/164039
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○ 2023-08-12T16:29:17Z
「ふるさと納税」の返礼品は地域の「ナショナリズム」またはアイデンティティを維持するためのものに使われているようだ。そこが返礼品の技術者(農家なども含む)を保護しているという側面はあるかもしれない。
「ふるさと納税」の寄付を扱うことで手数料を得ているものがいるとすれば、それ以外の部分で役に立ってほしい。具体例としては…、少し話は変わるが、研究についていつも私が懸念していることの一つに OS をアメリカ企業に頼っており、研究結果が盗まれても賠償をほとんど請求できないことがある。
JRF2023/8/168213
そこで、手数料を得ている者に、独自 OS といかなくともオープンソースの OS に投資するのを求めてはどうだろう? 少し自分が欲しいものに引き寄せすぎの例かもしれないが。それを強制するには「ふるさと納税」の基盤アプリケーションを GPLv3 で作ったりすればよいのだろうか?
JRF2023/8/160196
……。
○ 2023-08-12T21:59:03Z
うーむ。何か技術的貢献ができないものか。私ごときでは無理か orz。日本が稼ぐのに貢献できるぐらいスゴイことができたらなぁ…というのは、夢のまた夢。その前に自分の生活費をちゃんと稼ぐのが先だよな。
JRF2023/8/168146
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○ 2023-08-13T00:20:50Z
いちおう、寄付に関しては、はてブポイントの受け取りに対し、ID統合をうながすようなペンション(年金的支払い)の計算プログラムや、誰かのベーシックインカムが否認された場合彼からすでに受け取っていたポイントをどう返還するか…みたいなことを考えプログラムにはしていたか…。
JRF2023/8/161920
《重要な更新情報: 受け取ったはてなポイントの分配を行います - JRF の私見:雑記》
http://jrf.cocolog-nifty.com/column/2011/03/post.html
《[aboutme:137725] 匿名でのポイントに関して、原則としてすべて分配するようにするとしても、(そういや...》
http://jrf.cocolog-nifty.com/statuses/2011/03/aboutme137725.html
JRF2023/8/160588
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○ 2023-08-13T01:43:26Z
新奇性があるなら論文にすべきだし、新奇性がないならせめて実社会で実装までしないと、技術的貢献とは言えない。…か。orz
JRF2023/8/161224
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○ 2023-08-13T09:19:58Z
研究者が税金で支援してもらっていることを意識すべきか。教育目的金融税を推している私の立場からすると、全体として自分の業績が経済を上向かせるものであればベターというのを知っておくべきだが、特定の業績をいちいち丁寧に説明して支持を得る必要はない。…と考える。
JRF2023/8/169463
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○ 2023-08-13T09:59:12Z
《平 裕介 Yusuke TAIRA:Twitter:2023-08-13》
https://twitter.com/YusukeTaira/status/1690565477423267840
>芸術作品の価値や、研究の価値を(同じ領域の専門家であれば専門的・技術的観点から理解・判定できても)一般人が理解することは極めて難しいことがある。しかし、それに補助金や助成金を出すときに(一般の)「国民の理解を得られること」が要件とされたり重視されることは不合理な行政判断を招きやすい<
JRF2023/8/168085
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○ 2023-08-13T10:38:48Z
有料花火席問題。実際のところはわからないが、まず、料金を税金ととれば、税金払ってる者だけにサービスするのはいかんとなる。でも、美術館とかの入館料みたいなものまでダメかというとそうではない。どういう線引きができるのだろう?
あまねく平等に見せるというのは花火の場合、可能でなく、住んでる場所によって見やすい・見にくいが生じるので、花火提供者の恣意を強く認めるために広告モデルがヨシとされたのか。一方で迷惑というか影響が一般に及ぶので、公共的で排除しない嫉妬心が起きにくいモデルになったのかな。
JRF2023/8/164824
[cocolog:94354877] で日本の未来へのビジョンを語った。その最後で、教育目的金融税にからんで寄付の問題を取り上げた。それに引き続いての雑多な考察となる。「グローバル共有メモ」と Twitter でのメモをコピペしていく。Google Bard との会話を参考にしているところもある。
JRF2023/8/165258