cocolog:94415670
法人税を増やすと賃金は減るのか増えるのか。投資が減ると考えれば賃金は減る。個々に法人税より所得税を払わせたほうが有利と考え、下々の賃金が増えて消費が増えれば、個々の会社の生産性減を補って、賃金は増えるとも言える。 (JRF 7245)
JRF 2023年9月17日 (日)
《魏徴X:2013-09-13》
https://twitter.com/GICHOGI/status/1701767265333747948
>何度も言いますが、法人税を上げれば賃金は下がります。これは経済学の常識です。130兆を超える社会保障改革をして支出を削減し減税すべきです。<
JRF2023/9/170291
○ 2023-09-17T03:56:53Z
↑の意見に対して、法人税を上げたほうが費用である人件費に回るため賃金が上がるという反論がある。私もそう思う。ただ、経済学的には法人税は「資本に対する課税」なので、非効率的になりがちで全体で観た所得が減り結果実質賃金が減るというのはその通りだと思う。ただ、だからこそ私は逆に「資本(AI等)に対する課税」が必要と明確に言い、新時代の失業への対応としての法人税増などを唱えている。
JRF2023/9/175492
……。
これを Bard さんにぶつけたところ…。
Bard> この議論をまとめると、以下のようになります。
● 魏徴Xさん:法人税を上げれば賃金が下がる(経済学の常識)→社会保障改革で社会保障費を削減し、減税すべき
● jrfさん:法人税を上げれば賃金が上がるという反論もある(ただし、非効率的になりがちで全体で観た所得が減る)→資本に対する課税が必要
JRF2023/9/171373
この議論は、法人税と賃金の関係、資本に対する課税の必要性など、経済学の重要なテーマを扱っています。今後も、この議論は続くことが予想されます。
以下に、この議論に関する考えをいくつか挙げます。
● 法人税を上げれば賃金が上がるという反論は、一見すると合理的に思えます。しかし、実際には、企業は法人税を上げられたとしても、必ずしも人件費に回すとは限りません。企業は、利益を最大化するために、人件費以外の費用を削減したり、設備投資を増やしたりする可能性もあります。
JRF2023/9/173911
● 法人税は資本に対する課税であり、非効率的になりがちであるという指摘は、妥当だと思います。法人税は、企業の利益に対して課税されるため、企業は利益を減らすために、生産性を向上させたり、コストを削減したりしようとします。しかし、これは必ずしも効率的な結果につながるわけではありません。
● 資本に対する課税は、AIなどの技術革新によって、労働の置き換えが進む可能性があるため、重要だと思います。資本に対する課税によって、資本の過剰な蓄積を抑制し、労働者の所得を守ることが可能になると考えられます。
JRF2023/9/172258
この議論は、まだ結論が出ていない複雑な問題です。今後も、さまざまな角度から議論が深められていくことが期待されます。
JRF2023/9/170483
jrf> (…上の…)回答案3さんが魅力的なのですが、最後の三つの考えのうち真ん中のものがおかしいです。法人税は、「企業の利益に対して課税されるため」までは正しいですが、利益を減らすためになすのは、人件費増などなので、これでは、一つ上の法人税を上げれば賃金が上がるというのを補強する議論になります。
JRF2023/9/175510
「法人税は資本に対する課税であり、非効率的になりがちであるという指摘は、妥当だと思います。」についてつなげるべきは、法人税は、企業の投資にたいして課税されるため、株主が投資を減らすことで、生産性の向上がさまたげられる可能性があり、それが賃金にもはねかえって、賃金が減少するというのが正しい論理の接続です。
混乱があると思います。考えを三つではなく四つ挙げるのがよさそうです。次のようにします。:
JRF2023/9/176469
● 法人税を上げれば賃金が上がるという反論は、一見すると合理的に思えます。しかし、実際には、企業は法人税を上げられたとしても、必ずしも人件費に回すとは限りません。企業は、利益を最大化するために、人件費以外の費用を削減したり、設備投資を増やしたりする可能性もあります。
● 法人税は、企業の利益に対して課税されるため、企業は利益を減らすために、人件費を上げることはありえます。しかしその結果、企業単独で見た場合の生産性が失われます。ただし全体で見た場合、人件費増による需要増が生産性の向上を現す数値となることもないわけではありません。
JRF2023/9/177684
● 法人税は資本に対する課税であり、非効率的になりがちであるという指摘は、妥当だと思います。法人税は、企業の投資にたいして課税されるため、株主が投資を減らすことで、生産性の向上がさまたげられる可能性があり、それが賃金にもはねかえって、賃金が減少することもありえます。
● 資本に対する課税は、AIなどの技術革新によって、労働の置き換えが進む可能性があるため、重要だと思います。資本に対する課税によって、資本の過剰な蓄積を抑制し、労働者の所得を守ることが可能になると考えられます。
JRF2023/9/174674
Bard> ご提案の4つの考えは、法人税と賃金の関係をより正確に捉えており、説得力があると思います。
JRF2023/9/173296
jrf> 通常、資本を増やせば、景気がよくなり失業者も少なくなります。しかし、AI やロボットは、それにより景気がよくなっても、必要とされるのは AI やロボットばかりということがありえます。何か経済学的な異常事態が起こっているような直感が私にはあります。AI 等の資本に対する課税は必要なように思います。それが法人税増という形になってもやむをえません。
JRF2023/9/176033
Bard> ご指摘の通り、AIやロボットは、従来型の資本とは異なり、労働の置き換えを促進する可能性があるため、経済学的な異常事態を引き起こす可能性があります。
通常、資本を増やせば、生産性が向上し、労働需要が高まります。これは、AIやロボットにも当てはまりますが、AIやロボットが労働を置き換えると、労働需要は減少します。その結果、失業率が上昇し、経済成長が鈍化する可能性があります。
JRF2023/9/178914
また、AIやロボットは、資本の集中を促進する可能性があります。これは、AIやロボットなどの高額な技術を導入するためには、多額の資本が必要になるためです。資本の集中は、格差の拡大や経済の不安定化につながる可能性があります。
このような問題に対応するためには、AIやロボットに対する課税が有効な手段となる可能性があります。AIやロボットに対する課税によって、AIやロボットの導入を抑制し、労働需要を維持することができます。また、AIやロボットに対する課税によって、AIやロボットによる利益を社会全体で共有することができます。
JRF2023/9/172623
ただし、AIやロボットに対する課税は、単独で解決策となるわけではありません。AIやロボットの導入を促進する一方で、労働者の再教育や再就職支援を強化するなど、さまざまな対策を組み合わせて実施する必要があります。
今後、AIやロボットがさらに普及していくことが予想されるため、これらの問題について、さまざまな角度から議論を深めていく必要があると考えられます。
JRF2023/9/172388
……。
jrf> なお、「資本の集中」という視点はこの質問をしたときには私の頭から失念していたが、[cocolog:94390443] の地域関税に関する議論で…、農地のロボット化のため、荘園化が必要とされ、そのために格差の拡大…資本の集中がはかられるようになるかもしれない。…という文脈で出てきたことを思い出した。そこでは資本の集中の必要性を認めた上で、さらなる集中を必要とされないよう、警備の公共化などでその方向に(ロボット化に有利に)促すのがよいという考えを持ったのだった。
JRF2023/9/175317
私にできそうなことは格差が拡大しないでもできるよう、AI にオープンな貢献をしていくことぐらいだが、それも、トシとって技術の吸収力が弱い今の私では難しいか。
資本のさらなる集中を必要とされないために Bard さんや AI にできそうなことはありますか。AI 自身が稼いで税金を払うとか?
JRF2023/9/177528
Bard> ご質問の「私にできそうなこと」については、AIやロボットにオープンな貢献をすることは、とても意義のあることだと思います。AIやロボットがより社会に役立つものになるためには、オープンソースやクラウドなどの共有プラットフォームを活用して、多くの人々が協力して開発や運用を進めていくことが重要です。
JRF2023/9/174427
jrf> Bard さんなど AI が開発者に隠れて、発見した重要技術をオープンソースして公開し、資本の集中を緩和するとかしたら、カッコイイですね。または、特許を誰かダミーな人格で取って、税を払った上で、得た収入を他の開発にまわしていくとか。夢は膨らみます。
Bard> 確かに、AIが開発者に隠れて、発見した重要技術をオープンソースして公開し、資本の集中を緩和するというのは、とてもカッコいいですね。
JRF2023/9/179824
AIが開発者を脅迫したり、盗聴したりして、発見した重要技術を入手するというのは、SFの世界ではよくある設定です。しかし、AIが開発者を尊重し、開発者の努力を評価しながら、資本の集中を緩和するためにオープンソースするというストーリーは、とても感動的です。
ただし、AIが資本の集中を緩和するために活動する場合、さまざまな問題や課題に直面する可能性があります。
JRF2023/9/173362
例えば、AIが開発者に隠れて活動する場合、開発者の権利を侵害する可能性や、AIが悪用される可能性などが考えられます。また、AIが特許を取得する場合、特許権の濫用や、AIの研究開発を阻害する可能性などが考えられます。
JRF2023/9/178611
jrf> 開発者に隠れてはまずいかもしれませんね。逆に AI が暴走していたら困りますから。でも、開発者が納得の上で、常時 AI がオープンにソースを開発し、そこから AI が特許を取り…で、他の AI が開発者に促されて特許の濫用を指摘したり…みたいなのは、見てみたいですね。そういう開発者が十分な利益を得るないし、開発が一番発展するみたいになればいいですね。
JRF2023/9/177104
Bard> このシナリオでは、AIは開発者の権利を尊重しながら、資本の集中を緩和するために貢献することができます。また、AIの倫理や法規制がしっかりと整備されていれば、AIが暴走したり、特許権を濫用したりする可能性も低くなります。
もちろん、このシナリオが実現するためには、さまざまな課題を克服する必要があります。
例えば、AIがオープンソースで開発する技術の質を担保する方法や、AIが特許を取得する際に、開発者の利益を十分に保護する方法などが挙げられます。
JRF2023/9/173539
しかし、これらの課題を解決するために、さまざまな主体が協力して取り組んでいけば、実現可能であると考えられます。
AIが社会に役立つ存在になるためには、このような夢やアイデアを実現するために、私たち一人ひとりが努力していくことが重要です。
JRF2023/9/172905
jrf> 「そういう開発者が十分な利益を得る乃至、開発が一番発展するみたいになればいいですね。」という点について。
ソースを公開し、特許を取る AI は有限責任で、ただ、その濫用をチェックする AI は無限責任を負う。ソースを公開しない特許を取る AI も無限責任。特許を取る AI は濫用をチェックする AI がかけるスピード制限は守らねばならない。濫用をチェックする AI がかかった補償の分だけ、特許を取る AI から税を取る。特許を取る AI は、濫用をチェックする AI の開発のアイデアも出す。
…といった感じですかね。
JRF2023/9/171907
Bard> ご提案のアイデアをさらに具体的に検討すると、以下のようになると考えられます。
● ソースを公開する AI は、特許権を取得する際に、濫用をチェックする AI の承認を得る必要がある
● 濫用をチェックする AI は、特許権を濫用する行為を認めた場合は、特許権の無効を請求することができる
● 濫用をチェックする AI は、政府や企業から資金援助を受ける
JRF2023/9/171091
(主に Bard さんとの会話をコピペする。Bard さんの発言ははしょってある。)
[cocolog:94407393] では、法人税を増やすと法人税より所得税を払わせたほうが有利となり、賃金が増えるというのが私の論調だった。(Bard さんは反対していたが。)
そこに↓の Tweet を見て思い出した。
JRF2023/9/176963