cocolog:94442919
まずリサイクルでなく、環境への負荷が少ない埋め立ておよびそれを考慮した資材の技術を開発し、そういう埋め立てをまず優先し、その後にリサイクルできるものはリサイクルする…という順序が、地中化された炭素を使い過ぎたことへのカウンターとして未来に必要だと思う。 (JRF 1448)
JRF 2023年10月 2日 (月)
なお、環境問題関連(福一処理水以外)の直前のツイートは、木材の備蓄などをこれまでの化石燃料消費量などに応じて課すという議論 [cocolog:94354871] で、その前が、大気に放出されるエネルギーを物質生産で吸収する考察 [cocolog:94329573] で、その前に、水素社会は酸素不足を導くという考察が [cocolog:94307849] にある。
JRF2023/10/28248
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Bard さんと CO2 問題や環境関連について会話。
jrf> 以前も Bard さんと話したのですが、コロナ下の経済活動の抑制にもかかわらず気温がほとんど下がらなかったこと、20世紀後半の工業の盛んな時代にはそこまで気候変動が激しくなかったことを考えると、二酸化炭素を悪玉とするのは短絡的に過ぎると思うのです。
JRF2023/10/28110
これは因果関係が逆だというのはわかるのですが、20世紀になって再生可能エネルギーが使われるようになってからのほうが気候変動が激しくなっているようです。再生可能エネルギーも、エネルギーを通常よりも地球に貯めることになるのが、問題なのだと思うのです。以前はエネルギーを使うと二酸化炭素がでるものでした。それが逆に森林を刺激するなど何らかの形で気候変動を抑制していたのではないかと私は疑うのです。
JRF2023/10/29622
↓にあるような森林から二酸化炭素が「排出」されるのは、人間が使っているエネルギーに対して二酸化炭素の排出量が少ないため、自然がバランスを取った結果ではないでしょうか。
《「森林が二酸化炭素を吸収してくれる時代は終わった」と専門家、気候変動により森は二酸化炭素の吸収源から排出源に - GIGAZINE》
https://gigazine.net/news/20230930-forests-co2-emission/
JRF2023/10/28614
だからどうすべきかは私にはわかりません。温暖化防止に二酸化炭素排出抑制も間違ってはいないと思うからです。
JRF2023/10/27136
Bard> コロナ下の経済活動の抑制にもかかわらず気温がほとんど下がらなかったこと、20世紀後半の工業の盛んな時代にはそこまで気候変動が激しくなかったことについては、確かに疑問が残ります。
しかし、二酸化炭素は、温室効果ガスの主な構成物であり、気候変動の主要な要因であることは、科学的に明らかになっています。そのため、二酸化炭素排出抑制は、温暖化防止のために重要な取り組みであると言えるでしょう。
JRF2023/10/26264
再生可能エネルギーの利用拡大が、気候変動の激化につながっているという指摘については、確かに懸念があります。
再生可能エネルギーの利用拡大は、温室効果ガスの排出量を削減する効果がありますが、同時に、エネルギーの貯蔵や輸送に伴うエネルギー消費や、再生可能エネルギーの設置に伴う森林伐採などの環境影響が生じる可能性があります。
JRF2023/10/21359
再生可能エネルギーの利用拡大は、気候変動の抑制に効果的であるという指摘もあります。再生可能エネルギーの利用拡大が、気候変動の激化につながっているという指摘については、さらなる検証が必要であると言えるでしょう。
JRF2023/10/28246
jrf> これは妄想的アイデアなのですが、再生可能エネルギーなどの熱を結局は熱として消費する経済にも問題があるのかもしれません。輸送や通信ではなく、構造物にもっと転換していくべきではないでしょうか。
といっても、塔=ビルにするのは正しいとは思えません。これは感覚ですが、合理的な説明を見つけるとすれば、それはコストのかかる上下移動を頻繁に必要とするからだと思います。
JRF2023/10/26725
20世紀後半にヒントを求めれば、埋め立てが実は正解だったのではないかと思います。リサイクルも実は悪なのかもしれません。リサイクルすること自体は善でも、今の劣った技術でリサイクルするのではなく、埋め立てておいて、将来の優れた技術でリサイクルするべきなのではないでしょうか。そのため今できるのは将来よりも今やる方がコストの安いであろう、簡単な分別をして埋め立てることなのだと思います。
JRF2023/10/20340
ハイヌウェレ神話を想い出します。生きのいい死体から、様々なものが湧ぶのです。我々自身の死体である埋め立て物から、人間を超えた何かが生きるためのキッカケをつかめるようになればいいのだと思います。
JRF2023/10/20765
Bard> ハイヌウェレ神話は、埋め立てという考え方を象徴する神話と言えるでしょう。ハイヌウェレは、死んだ祖母の肉を埋め立てたところ、そこから様々なものが生まれたという神話です。
この神話は、死んだものから新しいものが生まれるという考え方を象徴しています。埋め立てられた廃棄物も、将来の技術で新しいものに生まれ変わるかもしれないという希望を抱かせてくれる神話と言えるでしょう。
JRF2023/10/24808
再生可能エネルギーの熱を構造物に蓄えることや、埋め立てを有効活用することは、気候変動や環境問題の解決につながる可能性があると考えられます。
これらの取り組みは、まだ研究段階のもので、実用化には課題もありますが、今後の研究開発が期待されます。
JRF2023/10/21393
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ただもう少し詳しく尋ねたところ、Bard さんは埋め立てには消極的なようだった。
いわく、埋め立ては資源の無駄遣いで、木材の地中化などは、メタンガスの発生による温室効果ガスの排出もある。有害物質の埋め立ては、特に危険なため、厳しく管理する必要がある。有害物質は、地下水や土壌を汚染し、健康被害を引き起こす可能性がある。…
ゆえに、「埋め立ては、あくまでも最後の手段として考えるべきです。」とのこと。
JRF2023/10/25310
それに対して、私が挙げたのが、埋め立てをあえてするなら、作る段階から埋め立てを意識した構造物を作る必要があるのかもしれないということ。木材そのものではなくそれを固めたような構造物にするとよいのかもしれない。
JRF2023/10/20966
そして、水素社会では酸素不足になる可能性がある([cocolog:94307849])ため、酸素を含む構造物がいいが、酸素の入った構造物を埋め立てるとしても、あまりやると逆に酸素を経済から奪いよろしくない。水から水素を作るときに水素は経済に残るのに酸素は放出されるのが問題だから、経済に残る分の水素に対応する酸素が「埋め立て」られればいい。CO2 にして海に吸収してもらうのも良さそう。…と考えた。
それに対しそれでも環境への負荷が大きいと Bard さんはいう。
JRF2023/10/22702
それに対し、私はやはり環境への負荷が少ない埋め立ておよびそれを考慮した資材の技術を開発し、そういう埋め立てをまず優先し、リサイクルは未来のより効率的なものにまかせるのがよく。埋め立てを優先したあとで、主に技術の開発のためにリサイクルをすすめ、リサイクルできるものはリサイクルし、それでも処理しきれないものはまた埋め立てする。そういう順序が、地中化された炭素を使い過ぎたことへのカウンターとして未来に必要になってくるように私は思う。
JRF2023/10/21836
高度なリサイクル、石油石炭が豊富な今ならコストがかかるだけでも未来だとそのコストが捻出できるという点もあると思う。リサイクル技術の発展はさせるけど、埋め立てを優先し、リサイクルを大きくは使わないのが吉だと思う。
JRF2023/10/26240
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追記。
○ 2023-10-11T04:20:36Z
地下資源を使い過ぎたことのカウンターとして、前に埋め立てできるものを開発し、リサイクルよりも埋め立てを優先すべき…と論陣を張ったが、考え直した。資材の無駄づかいだから。海中なり地中なり、地上でもいいが、建物に「埋める」…資材として使い、使い回すのはいい。そうでないなら、埋め立てるべきは核廃棄物なのだと思う。長い年月、埋め立てれば安全性が上がるわけだし、それが自然な考えだろう。
JRF2023/10/116287
Bard さんとの会話が基礎となっていて、まずそれを載せていくが、それよりまずこの問題を今回考えるキッカケとなったのは↓を観たからである。
《傷ついた地球への組曲 - クラシック音楽館 - NHK》
https://www.nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJKM4/episode/te/4NGZ6R13J6/
JRF2023/10/23502