cocolog:94880685
消費税。非課税仕入への対応などのために、売った分の原料の税込み価格を積み上げ(減価償却費など含む、人件費などは10%かけた額)、それに占める税額の割合を売り上げの税率とすることはありうる。インボイスは前提だが。 (JRF 3283)
JRF 2024年6月 5日 (水)
以前の「消費税」に関する言説。
インボイス制度については↓。
[cocolog:94397127](2023年9月)
>オークションのインボイス制度。免税事業者が売る場合は、オークション会場が単純に10%上乗せして消費税を徴収し、余計に取った税を財源に、業種に応じて仕入れ税額控除相当分を補助金として割り戻す(申請があれば)のが、現実解かな?<
JRF2024/6/55903
地域関税的な消費税については↓。
[cocolog:94390443](2023年9月)
>地域関税。基本的には、出所のわからない物に高い関税率を課し、GPS の記録などが追える物は、商品にあった低い関税率にする感じか。そこに移行するのにまず GPS の記録などを元に消費税の軽減税率を認める仕組みからはじめればよいのでは?<
ずっと以前には、消費税の定額還付や定率還付を話題にしていた。
keyword: 消費税 還付
JRF2024/6/52244
……。
では、本題。
○ 2024-06-01T07:27:49Z
消費税。「輸出戻し税」は、実効税率を仕入れ先に反映させる方向で解決するなら、それを下請けにずっとたどらせることになる。逆に、インボイスの非課税問題を、非課税割合(のちょっと下)まで、売り上げの消費税率を調整する形にすると、それがそこから仕入れた先も同じような処理が必要になる。
そして、両者の処理を同時に行うと、不可能ではないが、実質的に無理であろう。
JRF2024/6/59108
輸出戻し税の側の処理はそのままにして、非課税割合の調整で還付を多く用いるというのは、コンピュータ処理を前提にすればありなのかもしれない。しかし、インボイスぐらいでネを上げるようではそれも無理だろう。これができれば、GPS で追える分について、減税…福島や能登の産品について減税するとかが消費税レベルでできるようになるのだが。
JRF2024/6/54303
……。
○ 2024-06-01T22:10:59Z
消費税。非課税仕入への対応などのために、売った分の原料の税込み価格を積み上げ(減価償却費など含む、人件費などは10%かけた額)、それに占める税額の割合を売り上げの税率とすることはありうる。輸入品は関税率にかかわらずみなし税率10%にするとかは必要だが。インボイスは前提。
魚や鉱石などは燃料代などを除いた分、または非課税仕入については、国内産業の育成のために税率0%で計算してもいいし、業種ごとのみなし税率を設定してもいい。
JRF2024/6/53131
ただ、これをやると、小売店ごとの税率が当然異なるようになるため、税込み価格表示だとしても、実効税率を表示するから、そこで営業の秘密が少し漏れるみたいなことは起きる。
当然、コンピュータ処理が前提。手作業では地獄というか不可能なレベルの処理。インボイスに対応できないところが、この複雑な処理に対応できるとは思えない。
こういうシステムになると、先に書いたように福島や能登の産品のみ税率を安くするとかもやりやすくなるのがメリット。
JRF2024/6/56219
(「グローバル共有メモ」と Twitter (X) で書いたことをコピペ。)
JRF2024/6/51258