cocolog:94895713
AI が支配する未来、学術会議的なものを中心に置くのは、狂気による突破力を人類の力とするとしても、そのあまりに人類が知性を失ってはいけないからだ。 (JRF 2044)
JRF 2024年6月14日 (金)
……。
まず、この「ひとこと」は、三者調整会議について述べた↓のひとことを受けている。
[cocolog:94856421](2024年5月)
>国公立大学の学費の値上げに反対。官僚養成大学が起業を推進するのがクローニー・キャピタリズムへの誘惑が強いというのであれば、かつての民主党政権が行った「事業仕分け」を改善の上で復活し、監視を強めればいいと思う。<
keyword: 三者調整会議
JRF2024/6/143913
さらに、ベルクソンの『二源泉』こと↓の強い影響下にある。
[cocolog:94893189](2024年6月)
>ベルクソン『道徳と宗教の二つの源泉』を読んだ。「死んだほうがマシ」を押し付けてくる国家自由主義的な「閉じられた社会」の中で、皆、とらわれた捕虜のように敵として生きる・生き残ることが「開かれた社会」にも生きるということなのではないかと考えた。<
JRF2024/6/143105
少し古い記事になるが、この「ひとこと」に出てくる(日本の)地方経済の荘園化については↓にある。
[cocolog:94390443](2023年9月)
>地域関税。基本的には、出所のわからない物に高い関税率を課し、GPS の記録などが追える物は、商品にあった低い関税率にする感じか。そこに移行するのにまず GPS の記録などを元に消費税の軽減税率を認める仕組みからはじめればよいのでは?<
JRF2024/6/143954
[cocolog:94528603](2023年11月)
>働く高齢者が増え人口減で一人当たり資産が大きくなる中、肉体労働系の若者にどう報いるかを考えた。介護や建築は資産を渡す形ができるが、運輸は正社員化し人口増を許す領域として自動化の進展とともに自然監視員にしていくのが良いかと思う。<
keyword: 荘園
JRF2024/6/141294
……。
では Gemini さんとの対話。
JRF2024/6/147612
……。
まず助走として精神病の話題から。
jrf> ベルクソンの『二源泉』を読んで、神秘主義は、精神病を許容する周りの伝統に支えられている…といったことを読み取りました。また、キリスト教は愛の宗教であるとも。
愛から来る精神病を許容してるはず…と思うのですが、具体的にその精神病は現代ではどういうものに当たるのかがわかりません。躁病はまた別のもののように思うのです。
JRF2024/6/140543
Gemini> ベルクソンによれば、愛は生命力そのものであり、創造性と行動力の源泉となります。
神秘主義者は、この愛の力によって、日常の枠組みを超え、新たな現実へと飛躍することができるのです。
しかし、この愛の力は、非常に強力なため、使い方を間違えると、精神的な病理を引き起こす可能性もあります。
JRF2024/6/148519
ベルクソンは、具体的にどのような精神病が愛の力と関係しているのかについては言及していません。
しかし、躁病のような気分障害や、統合失調症のような精神病が、愛の力の制御が失われた状態であると考えることも可能です。
JRF2024/6/149888
……。
jrf> 私は統合失調症のケがあるのですが、同時に躁鬱もあります。統合失調症の妄想状態は、躁状態の行き過ぎに近いという感覚を持っています。そこから類推すると統合失調症と愛が近いというのはいまいちピンときません。他の人の統合失調症は違うのでしょうか。
Gemini> 統合失調症と躁鬱病の両方を経験されているとのこと、大変ですね。
妄想状態は、現実と乖離した思考や認知によって引き起こされる症状であり、躁状態は、極端な高揚感や活動過多によって引き起こされる症状です。
一方、愛は、相手を思いやり、尊重する気持ちに基づいた感情です。
JRF2024/6/148369
統合失調症と愛の関係性を考える際には、この根本的な違いを見失わないことが重要です。
統合失調症の妄想状態と躁状態は、愛とは別個の症状であり、愛によって説明できるものではありません。
統合失調症は、脳の機能障害によって引き起こされる精神疾患です。
症状には、妄想、幻覚、思考障害、言語障害、陰性症状などがあります。
躁鬱病は、気分の異常な高揚や落ち込みを特徴とする精神疾患です。
症状には、躁状態、鬱状態、混合状態などがあります。
統合失調症と躁鬱病は、それぞれ異なる症状を持つ疾患であり、原因も治療法も異なります。
JRF2024/6/146749
……。
……。
メインの三者調整会議の構想に入っていく。
jrf> 少子高齢化社会に備え、民主主義を少し弱め、弁護士+医師と官僚と学術の三者による三者調整会議という専門家支配を構想しています。ただ、それらはすべて試験を要するので、試験が不得意な国民の反感を買う恐れがあります。これをどうするか考えています。
JRF2024/6/149572
この構想は中央のみの構想なので、地方が空いています。地方に活躍の場を作るということも考えられるのですが、この先、ロボット農業が進んでくると、地方は企業の荘園的になっていることが予想され、それはむしろ、中央の支配を強くする方向なのだと思います。地方というよりは、企業がもっと、試験にこだわらない人材登用をする感じになればいいのでしょうか…。
JRF2024/6/149169
Gemini> 少子高齢化社会への備えとして、民主主義を抑制し、専門家による三者調整会議を設置する構想は、様々な議論を呼び起こします。試験による登用システムは、確かに能力をある程度測る指標にはなりますが、一方で、多様な人材の登用を阻害し、国民の反感を買う可能性も秘めています。
さらに、地方創生という観点から見ると、ロボット農業の進展による企業支配の強化は、中央集権化を加速する懸念があります。
JRF2024/6/146508
ロボット農業の進展は、農業生産性の向上と労働力不足の解消に貢献する可能性を秘めています。しかし、同時に、地方の農家が企業に支配され、地域コミュニティが崩壊し、地方の活力が失われるという懸念も生じています。
地方創生を実現するためには、単に企業を誘致するだけでなく、地域住民が主体的に地域を運営できる仕組みが必要です。そのためには、地域住民の能力や個性を活かせるような、多様な人材登用システムの構築が不可欠です。
JRF2024/6/147741
企業は、単に利益を追求するだけでなく、地域社会との共生を目指し、持続可能な発展に貢献する役割が求められています。地域住民と連携し、地域課題の解決に資する事業を展開することで、企業は地域社会から信頼を得て、長期的な成長を実現することができます。
地方創生においては、企業が地域住民の能力や個性を尊重し、多様な人材を登用するような仕組み作りが重要です。これは、従来の試験偏重型ではなく、個々の能力や経験、地域貢献度などを評価するような、より柔軟な人材登用システムを構築することによって実現できます。
JRF2024/6/149845
地方には、都市部では得られない経験や知識、地域に対する深い愛着を持つ人材が豊富に存在します。地方創生においては、こうした人材の能力や個性を活かし、地域課題解決に取り組むことが重要です。
JRF2024/6/148873
……。
jrf> 企業が地方人材を拾い、企業が社会人大学生を送り込む形になれば、試験偏重の弊害は除去できるとできそうです。そうでなければ、金で政治家が裏口入学させるような金に偏重する社会になるでしょう。
荘園を管理する企業は地元企業でなければならないという縛りがあれば、そこに地方の価値観を活かすことができるかもしれません。荘園をうまく規制し、人材登用の自由も与えるのが大事となりそうですね…。
JRF2024/6/148866
Gemini> 企業が地方から積極的に人材を獲得することは、地方創生と企業の競争力強化の両面において大きなメリットをもたらします。
社会人大学生制度は、社会人に対して大学教育の機会を提供し、学び直しや能力開発を促進するものです。これは、個人のキャリアアップだけでなく、企業にとっても人材育成の有効な手段となります。
JRF2024/6/147150
金銭的な力によって政治家が裏口入学を斡旋するような金権政治は、社会の不公平と格差を拡大し、民主主義の根幹を揺るがすものです。
従来の試験偏重型の人材登用システムは、多様な能力や経験を持つ人材を排除し、社会全体の可能性を狭めてしまう可能性があります。
JRF2024/6/145719
解決策:
●能力や経験を多角的に評価する人材登用システムの構築: 試験だけでなく、面接、ポートフォリオ評価、地域貢献活動への参加など、多様な評価方法を取り入れる。
●主体的な学びと経験を重視する教育制度の改革: 画一的な知識詰め込み型教育ではなく、主体的な学びと経験を重視した教育制度を改革する。
JRF2024/6/140241
企業による地方人材の獲得と社会人大学生の輩出、そして地方企業による荘園型経営の健全化という三つの取り組みは、地方創生と持続可能な社会の実現に向けて、大きな可能性を秘めています。
しかし、これらの取り組みを成功させるためには、試験偏重や金権政治といった課題を克服し、多様な人材が活躍できる社会環境を整備することが不可欠です。
JRF2024/6/143437
……。
ここの段階で次のメモ&Tweet をした。
○ 2024-06-13T09:43:52Z
少子高齢化社会に備え、民主主義を少し弱め、弁護士+医師と官僚と学術の三者による三者調整会議という専門家支配を私は構想している。ただ、それらはすべて試験を要するので、試験が不得意な国民の反感を買う恐れがある。これをどうするか。
JRF2024/6/146914
この構想は中央のみの構想なので、地方が空いている。地方議会・行政に活躍の場を作るということも考えられるが、この先、ロボット農業が進んでくると、地方は企業の荘園的になることが予想されので、その荘園管理企業を地方の企業となるように規制をかけ、その企業から人材登用するのが良いのではないか。
JRF2024/6/148621
そして、その企業が企業内「教室」から社会人(私立)大学生として中央に意見を出す形にする。このときは試験ではなく、企業が認める実績から推薦により大学生になれる形を広く認めればよいのではないか。
JRF2024/6/147129
……。
jrf> 荘園管理企業への規制ですが、わかりやすいのは、資本規制でしょうね。その地方から資本を調達しなければならない…と。
そして、今はそうではありませんが、資本の中に人材や資本財調達などを含めることなどすればいいのかな…と思います。
JRF2024/6/141286
Gemini> 荘園型企業への規制として、資本規制はわかりやすく有効な手段となりえます。地方からの資本調達を義務付けることで、企業が地域経済に貢献することを促し、地方への富の還流を促進することができます。
しかし、資本規制のみでは十分ではなく、多角的なアプローチが必要となります。以下では、資本規制に加え、人材や資本財調達、地域貢献などを含めた規制案について考察します。
JRF2024/6/148529
(…)
上記のように、資本規制、人材規制、資本財調達規制、地域貢献規制といった様々な規制を組み合わせることで、より効果的な荘園型企業への規制が可能となります。
規制の内容や程度は、企業規模や業種、地域特性などを考慮して柔軟に設定することが重要です。また、規制導入による影響を慎重に評価し、必要に応じて見直しを行うことも必要です。
JRF2024/6/144386
荘園型企業への規制は、政府単独で行うのではなく、企業、地域住民、NPO、学術機関など、多様な主体が協働して取り組むことが重要です。
地方創生を実現するためには、関係者一人ひとりが、地方への貢献意識を持ち、主体的に行動することが重要です。
地方への固定観念を払拭し、地方の可能性を信じて、行動することが求められています。
JRF2024/6/141761
……。
jrf> なぜ荘園型企業を規制していいか。そこには、AI が絡んでくると思うのですよ。経済成長はほとんどが AI が担うようになるとすれば、AI に人の生活を面倒を見させるしかない。その一つの方向として荘園型企業への規制というのが考えられると思います。
JRF2024/6/143881
Gemini> AIの発展により、経済成長の多くがAIによって担われるようになると、AIに人の生活を面倒を見させる仕組みが必要になります。荘園型企業への規制は、そのための手段の一つと考えられます。
少子高齢化や人口流出といった課題を抱える地方において、地方創生を実現するためには、地域経済の活性化と雇用創出が不可欠です。しかし、企業が地域を独占し、地域住民の生活を支配するような荘園型企業の出現は、地方創生の妨げとなります。
JRF2024/6/142230
AIの発展により、人間は労働から解放され、より創造的な活動や自己実現に時間を使うことができるようになります。しかし、AIによる生活支援体制を構築するためには、AIの開発と運用に多額の資金が必要となります。
荘園型企業への規制は、地域住民からAI開発・運用のための資金を集め、AIによる生活支援体制を構築するための基盤となる可能性があります。
AIを活用することで、荘園型企業の運営を効率化し、地域活性化に繋げることができます。具体的には、以下のような取り組みが考えられます。
JRF2024/6/148640
●農業の自動化: ロボットやドローンなどを活用し、農業の自動化を推進することで、人手不足を解消し、農業生産性を向上させることができます。
●スマートファクトリー: AIを活用したスマートファクトリーを構築することで、製造業の効率化と高度化を実現することができます。
●地域サービスの提供: AIを活用した地域サービスの提供により、高齢者や障がい者などの生活支援を行うことができます。
AIを活用することで、地域間や個人間で格差が拡大する可能性があります。また、AIによる監視やデータ収集など、倫理的な問題も懸念されます。
JRF2024/6/142351
……。
jrf> 荘園型企業に社会人大学を関与させる理由を考えます。
以前の私の構想では、東大・京大の寮を地方自治体の寄付でまかなうというものがありました。そして、寄付割り当てが決まっているようにすることで、地方が効率性を問われると、いかに東大・京大に学生をいれるかを競えるようになると考えました。
また、ベルクソン『二源泉』を読んで、AI に支配された時代、狂気こそが突破力である…というような意見には違和感を感じました。
JRF2024/6/142365
人は AI に支配されても知性を維持すべきです。狂気だけに牽引されてはいけません。
AI が支配する荘園型企業に三者調整会議(学術系)にいかに人を送り込むかを競わせることで、学術会議的な場所で、人が人を評価するシステムを維持して狂気的な活力を取り込むと同時に、知性も失わないようにするのです。
JRF2024/6/142885
Gemini> 荘園型企業に社会人大学を関与させることは、地方創生と持続可能な社会の実現に向けて、大きな可能性を秘めています。
社会人大学は、地域住民の学びの場を提供することで、地域大学としての役割を果たし、地域社会全体の活性化に貢献することができます。
具体的には、以下のような取り組みが考えられます。
●生涯学習機会の提供: 地域住民が生涯にわたって学び続けることができるような機会を提供します。
●地域文化・歴史の継承: 地域の文化や歴史を継承し、地域住民に伝える活動を行います。
●国際交流: 地域住民と海外の人々が交流できる場を提供することで、国際理解を深めます。
JRF2024/6/145339
荘園型企業の代表が三者調整会議(学術系)に参画することは、学術界と企業界の協働を促進し、新たな知見や技術の創出に繋げることができる可能性を秘めています。
荘園型企業は、地域経済や社会課題に関する豊富な知識と経験を持っています。これらの知見を学術研究に取り入れることで、従来の学術研究では見過ごされていた視点や課題を発見し、新たな研究テーマや研究手法を生み出すことができます。
JRF2024/6/141415
荘園型企業の代表が三者調整会議(学術系)に参画することには、以下のような課題も存在します。
●利害対立の調整: 学術界と企業界は、異なる利害を持っているため、意見対立が生じる可能性があります。
●情報格差の解消: 学術界と企業界は、情報格差があるため、相互理解が得られない可能性があります。
●倫理的な問題: 荘園型企業の活動によっては、倫理的な問題が生じる可能性があります。
JRF2024/6/143465
これらの課題を克服するためには、以下のような取り組みが必要となります。
●透明性のある情報公開: 学術界と企業界が、相互に情報を公開し、透明性を確保する必要があります。
●対話と協調: 学術界と企業界が、対話と協調を通じて、相互理解を深める必要があります。
●倫理指針の策定: 倫理的な問題が生じないよう、倫理指針を策定し、遵守する必要があります。
JRF2024/6/144918
……。
jrf> なぜ未来に学術会議的なものが支配する「革命」が起こるのかといえば、それは学術系が AI を抑え、実質的に AI が革命を起こすからなのだと思います。
Gemini> 未来において、「学術会議的なもの」は、単なる行政機関ではなく、AI 時代における知の集積と統括を行う重要な役割を担うと考えられます。
AI の発展により、膨大な量のデータが生成され、新しい知識や知見が次々と生まれています。しかし、これらの情報を整理し、社会に役立てるためには、体系的な知の集積と統括が必要となります。
JRF2024/6/141274
「学術会議的なもの」は、様々な分野の専門家が集まり、議論を深める場として機能することで、AI 時代における知の集積と統括に貢献することができます。
「学術会議的なもの」による「革命」を実現するためには、政府、企業、学術機関、市民社会など、多様な主体が協働することが重要です。
それぞれの主体が持つ強みを活かし、情報共有や意見交換を積極的に行うことで、持続可能な社会の実現に向けた総合的な取り組みを進めることができます。
JRF2024/6/142356
AI 時代における「革命」を成功させるためには、関係者一人ひとりが、従来の価値観や思考パターンから脱却し、AI 時代における新たな価値観を構築することが重要です。
JRF2024/6/141232
……。
……。
jrf> ベルクソン『二源泉』で、狂気の突破力を重視すると言っても、その狂気は愛にもとづくものでした。エステル記において捕囚者達は最終的に愛に頼ります。王の愛、または、神の愛が「開かれた社会」に至る根拠であるということでしょう。
JRF2024/6/141006
AI 支配において、人間は猫のようにかわいげのある・愛らしい存在として生きるしかないという言説もありますが、しかし、AI を作るのは人間自身なわけです。本当にそこで愛が重要な要素となるのか、疑問があります。狂気による突破、知性の維持が必要とは前の私の議論でしたが、愛は本当に必要なのか、それとは何か別のものがいるのではないかと思います。
それは何でしょう? Gemini さんはどう思いますか?
JRF2024/6/147913
Gemini> ベルクソン『二源泉』における愛、狂気、知性、そしてAI支配における人間の役割について、興味深い考察ですね。
エステル記において、捕囚されたユダヤ人は、王の愛によって救われます。ベルクソンはこの物語を、愛が分断された世界を繋ぎ、真の「開かれた社会」へと導く力を持っていることの証しであると解釈しました。(…注: ベルクソンの議論にはない。…)
JRF2024/6/146859
AIを単なるツールと捉えるならば、人間は猫のように愛らしい存在として生き、AIに支配されるだけかもしれません。しかし、AIを生み出したのは人間自身であり、AIの開発、運用、倫理的な問題への対応など、AIとの関わりにおいては、人間独自の能力が不可欠となります。
狂気による突破と知性の維持は、一見矛盾するようですが、実は互いに補完し合う関係にあります。狂気は、固定観念を打破し、新たな可能性を切り拓く力を持っていますが、知性によって方向づけられなければ、混沌を生み出すだけです。
JRF2024/6/146415
一方、知性は、論理的に思考し、問題を解決する力を持っていますが、柔軟性を失えば、創造性を阻害してしまう可能性があります。
JRF2024/6/144475
……。
jrf> エステル記の時代、サンヘドリンはあったのでしょうか? エステル記の時代にも多くの民族の中「知性」(または伝統)を維持するために、知の殿堂が必要とされていたのではないかと思います。
JRF2024/6/148605
Gemini> エステル記の時代におけるサンヘドリンの存在と、知の殿堂の必要性について、興味深いご質問ですね。
エステル記自体は、サンヘドリンの存在について明示的に言及していません。しかし、いくつかの史実や考古学的証拠から、エステル記の時代にもサンヘドリンが存在していた可能性が高いと考えられています。
JRF2024/6/145429
●サンヘドリンの起源: サンヘドリンは、モーセの時代から存在したとされるユダヤ教の最高裁判所です。
●ペルシア帝国時代の状況: エステル記の舞台となるペルシア帝国時代には、ユダヤ教徒は一定の自治権を与えられており、サンヘドリンのような組織が存在しても不思議ではありません。
●考古学的証拠: 近年、エルサレム近郊で発掘された考古学的証拠から、ペルシア帝国時代にはサンヘドリンが存在していた可能性を示唆するものが発見されています。
JRF2024/6/141854
サンヘドリンは、ユダヤ教の法解釈や教育を行う重要な役割を担っていたと考えられます。また、知の殿堂は、知識や情報を蓄積し、サンヘドリンの活動を支える役割を果たしていた可能性があります。
JRF2024/6/147755
……。
まずメモ&Tweet したこと。
>>
○ 2024-06-14T03:20:49Z
jrf> 学術会議関連の Tweet を読んで。たぶん、専門バカのほうが研究ができる…というのと、研究を競争的に行えば発展する…というのは、地続きでベルクソン『二源泉』の「閉じられた社会」モデルなんだろうな。実際は研究は「開かれた社会」モデルで、助け合って良い研究とは何かをお互いに気づかせるようなものなんだろう。そして有限資源の問題は少子化に見られるように、学を進めることで、自粛が起きるなどして解決すべきとされるのだろう。
<<
JRF2024/6/144154
Gemini> 学術会議関連の Tweet における「専門バカのほうが研究ができる」という意見は、ベルクソンの「二源泉」における「閉じた社会」モデルと関連している可能性があります。
「閉じた社会」は、特定の分野に特化した知識と技術を持つ専門家集団が、独自の価値観やルールに基づいて運営される社会を指します。
このモデルにおいては、専門家たちは互いに切磋琢磨し、競争することで、研究の発展を促進すると考えられます。
JRF2024/6/141422
しかし、「閉じた社会」には、以下のような課題も指摘されています。
●視野狭窄: 特定の分野に特化しすぎることで、他の分野との連携や横断的な研究が難しくなる
●排他的な雰囲気: 異なる意見や価値観を持つ人々を受け入れにくくなる
●イノベーションの停滞: 既成概念にとらわれ、新たなアイデアを生み出すことが難しくなる
一方、「二源泉」における「開かれた社会」は、異なる分野の専門家や市民が互いに協力し、交流することで、新たな発見や創造を生み出す社会を指します。
JRF2024/6/145212
このモデルにおいては、競争よりも協力が重視され、異なる視点や価値観を持つ人々との交流を通して、より良い研究成果を生み出すことが期待されます。
近年、学術研究においても、「開かれた社会」の重要性がますます認識されています。
●オープンサイエンス: 研究成果やデータを公開し、他の研究者と共有することで、研究の進展を加速させる
●インターディシプリナリー研究: 異なる分野の専門家が協力することで、新たな視点やアイデアを生み出す
●市民参加型研究: 市民が研究に参加することで、研究の社会的意義を高める
JRF2024/6/144439
……。
……。
追記。
○ 2024-06-18T10:04:38Z
学術会議のようなものが政治に関わるとしても、例えば、理学者に政治させるのは理学者の時間と頭脳がもったいない。基本的には、工学などの専門家の(どこかの機関の)推薦に(その専門家の誤謬が伝わることで)学者が疑問符を付けれる…最終的には会議の一致でその推薦を取り消せる…という程度だろう。
JRF2024/6/192872
……。
jrf:> 今、国会の「参考人」の推薦は今は誰が決めているのだろう? そういうのに学会が責任を持つこともありえるとは思う。この場合、上の「どこかの機関」は学会となろう。しかし、経済学の学会のようにどこにでも顔を出せる学会もあれば、数学の学会のようにそうでない学会もある。それで影響力に差が出るのは建前的にはよくない。そこで、上のような学術会議のようなものの一致で推薦を取り消せるのが、手続き的な根拠で、それ以前の各学会の推薦にはほぼ根拠がない…というのがいいのではないかとか今は考えている。
JRF2024/6/191327
Gemini:> 現在、国会の参考人は、各議院の委員長が指名しています。
国会の参考人の推薦制度には、様々な課題があります。
学術会議のような機関が一致で推薦を取り消せる仕組みを導入することで、これらの課題を解決できる可能性があります。
JRF2024/6/199700
……。
……。
追記。
○ 2024-06-27T19:28:29Z
新しい事業仕分けは「公開討論」にあえてしない方向が良いのかもしれない。基本的には学会発表のような政策効果発表を(大学教室のリモート限定などの)限定公開で行う…。事業仕分け的なものは、コンペティション(限定公開)→非公開会議による決定→決定発表(限定公開)で。限定公開のときは専門家からの質疑は受け付ける…。こういう感じでどうだろう? 公開討論が必要なものは従来の予算委員会の中継でいいのだから。
JRF2024/6/280320
《takua フリザード:X:2024-06-26》
https://x.com/takua_scientist/status/1805929343304257540
>#これでフォロワーさんが増えました
ニセ科学論者ほど公開討論をもちかけがちな理由です。
(画像:
ニセ科学は公開討論を要求
* 公開討論
勝ち負けが目的
素人が判断
嘘に罰則なし
雰囲気で押し通す
「素人でもなんとかなる」
* 論文誌
学問の発展が目的
専門家がチェック
不正は一発退場
数字で語る
「素人は太刀打ちできない」
)
<
JRF2024/6/284028
……。
○ 2024-06-27T19:48:55Z
政策効果発表に付随する「論文」については AI に書かせて楽できる。だから数を多くしても官僚の負担にならない、または、学生・院生アルバイトにまかせることができる。だからこそ、現代新しくできるようになった。…とすれば改革の理由付けにはなる気がする。
JRF2024/6/280629
……。
……。
追記。
うすうす感じていはいたが、私の新「事業仕分け」の発想は、「共産党」が独裁に持ち込んだ手法に似ているのかもしれない。
《鳥山仁:X:2024-07-01》
https://x.com/toriyamazine/status/1807726044054683817
>これも何度も書いているんだが、レーニンがロシアで民主主義を破壊した時に採用した方法が、わざと議員の数を増やして議会で何も決まらないように仕向け、その上で小数で構成された「委員会」を作って、そこに決定権を移譲して独裁を実現したんだよ。オープンな場での議論は、これと同じで理由で駄目だ<
JRF2024/7/39918
……。
……。
追記。
○ 2024-07-07T17:50:14Z
東京都知事選。蓮舫さんが3位なのは意外だった。新「事業仕分け」構想などといってる私は、他国の共産党支配への接近も意識していたが、そういうのが嫌われているという印象を持った。あと、暇空茜さんの健闘はすごいと思う。ネットだけだが、ネットで広く支持されてる感じでもなかったのに。
JRF2024/7/95922
……。
○ 2024-07-07T20:28:29Z
私の新「事業仕分け」構想。若者専門家による支配をうたうが、若者への利益誘導が逆に若者に嫌われ、民主主義の後退をする代わりに暴力的革命の可能性を内包しなければならないところの、暴力性が嫌われている。…そう感じた。
JRF2024/7/99827
……。
Twitter (X) で元ヤン(元ヤンキー)などの層は小池百合子さん支持が多いという意見をみた。また、上の「利益誘導」ではない自由が求められている。…ということを受けて…。
○ 2024-07-07T21:36:59Z
若者の要求。元ヤンと自由主義というところをあわせると「起業」の二字が浮かぶが、転売資格(参: [cocolog:92418806](2020年12月))とかはどうも前のようには求めてなさそう。しっかり労働需要があるからだと思う。祭りがいる…というわけでもないようだ。
JRF2024/7/99933
SNS とかのコミュニティのシステムができあがっているのが問題なのかとも思ったが、昔から、コミュニティにはスポンサーがいるもので、システムがないわけでなかった。むしろ、今は社会保障費増で社会全体としては金はないが、相対的に若者に渡る金は増えており、逆に、スポンサーに頼らなくてもコミュニティが作れるのが問題となっているのかもしれない。
JRF2024/7/98245
テレビ(『そこまで言って委員会NP』)では若者の「社会起業家」が出ていたが、お金で満たされないやりがいみたいなものを探しているのかもしれない。スポーツの専門性が上がりすぎてる、スポーツが知性先行になりすぎてる…とか。これも「分析」を外しているように思う。
まぁ、基本的に若者のことは若者にまかせるべきなんだろうが…。
JRF2024/7/99586
……。
○ 2024-07-07T21:47:53Z
一つ言えるのは、民主主義から言えば、高齢者が強いが、自由経済から言えば、若者が強い。そこでバランスが取れているという感覚があるのかもしれない。私は高齢者の強すぎる力を削ぐため、民主主義からの(微)後退を唱えるが、それが自由経済の力を削ぐ懸念があるのかもしれない。それは表現の自由の堅持から担保できないか…とか私は思うのだが。
JRF2024/7/98455
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○ 2024-07-08T17:19:58Z
上で述べた「暴力(的革命の可能性)を内包する」とは、それを徹底的に監視しコントロールすることではない。暴力の可能性をかかげるような団体にさえその意見をいう自由を開いておくことだ。非寛容に非寛容になるとしても、そんな中でも寛容さを忘れてはいけない。表現の自由はとても大切なものだ。
犯罪者を野放しにしろというつもりはないが、「根絶」まで追い込もうとするのは、むしろおかしなことになるだろう。
JRF2024/7/93705
「すべてを法によって規制しようとする者は、間違いなく犯罪を除去するよりは、むしろそれを生み出すであろう」(スピノザ)
…の名言のいう通りである。
私はどちらかというと体罰肯定論者だが、これはその論拠と似ている。言論では汲めない意志がありうることをおろそかにしてはいけない。言論の場に促そうとすることそのものは間違っていないにしろ。
JRF2024/7/93129
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「どちらかというと体罰肯定論者」については↓。
[cocolog:94838245]
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[cocolog:75330389]
>口の達者な人だけが指導者になるべきなのか?それが正しいのなら、まずは口だけで、説得だけで、(刑事罰とか経済力とかを使わず)体罰をやめさせればいいじゃないか。<
体育会系の指導者に(例えば素人野球の監督に)、運動がどれだけ得意であってもなれないのは、問題があると思う。そういうロールモデルがないと、夢がないと、「やってられない」という運動部員もいると思う。それを排除していいのか…という問題だと思う。
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JRF2024/7/90752
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○ 2024-07-08T17:23:34Z
以前、AI が出てきたら人間が知性を失わないように、学術会議のようなものを中心にする…と述べたが、身体についてもロボットに奪われないようにしないといけないことは変わらない。ただ、身体については、これまでも機械化によって奪われつつあったというだけで。
JRF2024/7/93930
身体の配慮がオリンピックで済んでいるように、知性への配慮が、知性のオリンピックのようなもので十分だという意見には私は組みしない。そこはハッキリ差があると思う。もしかすると、身体は生物・動物の長い歴史があるため、わりと頑健だが、知性は人だけのため、脆いのではないか、という直感が私にあるのだと思う。
JRF2024/7/91058
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追記。
○ 2024-07-09T09:07:01Z
民主主義からの後退にあたり「暴力(的革命の可能性)を内包する」を、それを内部に含み、徹底的に監視しコントロールする…としてしまったのも、共産主義の間違いと言っていいのだと思う。それは、暴力の可能性をかかげるような団体にさえその意見をいう自由を開いておくこととすべきだった。
JRF2024/7/94599
その上で、現代なら SNS などの言論にしっかり「投資」することが求められているのだろう。党が『赤旗』を持つとか、そこは間違ってないのだと思う。
JRF2024/7/92465
この「ひとこと」のメインは Gemini さんとの対話である。Gemini さんの意見はかなりハショって提示する。また、「グローバル共有メモ」や Twitter (X) で述べたことも、それをぶつけた Gemini さんの反応とともに途中にコピペしていく。
JRF2024/6/147172