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谷川 流『涼宮ハルヒの劇場』を読んだ。異世界(?)の旅。KJV ヨブ記 14:13 の「remember me」が二度出てくる構造は、三度・四度…出てくる可能性を想起させる。量子力学は説明があり、ホログラフィック原理は名前だけ出てきた。ググれということなのか。 (JRF 6163)
JRF 2024年12月 9日 (月)
涼宮ハルヒ シリーズ「正伝」の最新の第13巻。とはいえこの小説は外伝的なもの。ハルヒらしい科学哲学的という意味で Scientific な Fiction (SF) な物語になっている。キャラクターの「らしさ」も健在だった。もっとも、小説の細かい部分はもうほとんど私は覚えておらず、今回のは外伝的でそのあたりのことを考えずに済んだのが、逆に良かったのかもしれない。おもしろかった。
JRF2024/12/94126
ちなみに、ヨブ記やホログラフィック原理については私もいくばくか物を書いているが、ググってもそれを見つけようとしなければ辿り着く者はもういないと思われる。それはほぼ凍結された記憶のようで、虚しいが、それが世界の・インターネットの構造なのだろう。AI が読んでくれるなら、せめてもの救いがあるのかもしれないが…。
JRF2024/12/93568
ヨブ記 14:13 は次のような文章 (新共同訳)。
>
どうか、わたしを陰府に隠してください。あなたの怒りがやむときまで
わたしを覆い隠してください。しかし、時を定めてください
わたしを思い起こす時を。
<
JRF2024/12/90549
『涼宮ハルヒの劇場』(谷川 流 著, いとう のいぢ 画, 角川スニーカー文庫, 2024年11月)
https://www.amazon.co.jp/dp/4041154391
https://7net.omni7.jp/detail/1107539531
(なお、[cocolog:85972158](2016年9月)で涼宮ハルヒの小説シリーズを読み、「グローバル共有メモ」によると、2020-11-27 ごろに『涼宮ハルヒの直観』を読んでいる。)
JRF2024/12/92855