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cocolog:95256343

荒廃世界の幻想がなぜ今、刺激されているかというと、労働力化力を強くしたいという方向なのだろう。軽犯罪を犯させ労働力を安く提供せざるを得なくさせる…。どうも「軽犯罪」には、正義感から来る社会的な不適応も含まれるのが最近の感じなのかもしれないが。 (JRF 9391)

JRF 2025年1月29日 (水)

(「グローバル共有メモ」や Twitter (X) で書いたことを中心に。)

JRF2025/1/299382

みつや さんが、「日本に迫る終末」感を書いておられて、それに『宗教学雑考集』で週末…荒廃世界の幻想に関する議論を書く私は、反応をした。まず、みつや さんの一連の書き込みは、文脈がわからない部分もあるのだが、あえて取り出すと次の部分に私は反応した。

JRF2025/1/299402

《みつや:X:2025-01-27》
https://x.com/zoshigaya/status/1883804698245021912
>100年先を見て考えて、全体を導く偉い人が皆無になってしまったのです。後は野となれ山となれで、偉い人がヘラヘラし始めたので、本当にやばいと感じています。日本の精神は焼け野原です。そもそも人口動態が、僕が子供の頃から問題と認識していたのに、悪化し続けているので意図的としか思えません。

JRF2025/1/295044

これから日本人は、第二のユダヤ人的立ち位置になります。ちゃんと現実を直視し、認識して欲しいです。幼少期から激しい攻撃に晒され続けてきた僕は、KY能力だけは自負があります。今からでも信用信頼に値する友人知人を構築してください。動乱が起きた際、交流がある友人知人が情で助けてくれるかも。

JRF2025/1/298882

……。

ところで、私は『宗教学雑考集』正式版の出版作業の最終段階にある。

『宗教学雑考集 - 易理・始源論・神義論』(JRF 著, JRF電版, 2024年1月 第0.8版・2025年3月 第1.0版)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DS54K2ZT
https://bookwalker.jp/de319f05c6-3292-4c46-99e7-1e8e42269b60/
https://j-rockford.booth.pm/items/5358889

JRF2025/1/295448

……。

○ 2025-01-27T09:45:56Z

荒廃世界の幻想・終末感…1999年を経験している者には懐かしい感じだね。それも人を動かすキーワードではある。

『宗教学雑考集』に載る『「シミュレーション仏教」の試み』の枠組みでは、荒廃世界の幻想は軽犯罪に関係し、その軽犯罪増は憎しみが増えることでの囚人の増加で相殺されるが、しかし、死者の憎しみの影響が別にあり、そこが問題になるとする。それを収めるには、宗教への投資が必要になる。

JRF2025/1/292545

仏教は憎しみを抑えさせるし、キリスト教の場合は、荒廃世界の幻想を煽る方向もあるのだが、神学に投資することで、終末がすでに来ているという感情を刺激でき、治めることができるとする。

JRF2025/1/293671

……。

○ 2025-01-27T10:36:16Z

荒廃世界の幻想がなぜ今、刺激されているかというと、以前書いた労働力化力を強くしたいという方向なのだろう。軽犯罪を犯させ労働力を安く提供せざるを得なくさせる…。どうも「軽犯罪」には、正義感から来る社会的な不適応も含まれるのが最近の感じなのかもしれないが。これは、誰かがしかけているというよりも予め組み込まれたスタビライザーが働いているだけのような気がする。そして、その結果、人口減の方向にも押されている気がする。世界は人口減が既定路線なので、それを覆すのは個人のレベルでは難しいのかもしれない。

JRF2025/1/297446

[cocolog:95175021] 2024年12月
>若者の労働力が不足してそれを酷使しがちだから、企業外・組織外の人々が、意識的に人口の再生産に向けて作用しないといけないのはある。ただ、謎なのは闇バイトでなんでそこに流れる労働力の余裕があるのか? 若者をできるだけ安く使うため借金などを負わせて労働力化する力が強すぎるということなのか…。<

JRF2025/1/295151

……。

○ 2025-01-27T10:45:07Z

移民したところで、移民した先で人口増の動機がない。それが今の世界の問題の根本なのではないか?

JRF2025/1/291984

○ 2025-01-27T10:53:09Z

世界が人口限界に達した一つの都市のようになってしまって、逃げ場がない…ということだと思う。そしてそういう都市用のスタビライザーが働いてしまっている…と。

JRF2025/1/296315

……。

ちょっと関係ないが、みつや さんが社会正義をもって戦ってるらしいことにも思いが及び次のようなコメントもそれとなく書いた。

○ 2025-01-27T12:16:01Z

これは(テレビ)ゲーム的発想だが、ヘイトコントロールは割と重要。ヘイトを集めさせるには、「架空の存在」も割と役に立つのかもしれない。もちろん、それが現実の問題をごまかすためだけに使われてはいけないが。

JRF2025/1/294742

これを Gemini さんにぶつけると…

Gemini> ヘイトコントロールは、社会の安定維持に不可欠な要素と言えるでしょう。しかし、同時に、個人の自由や多様性を抑圧する可能性も孕んでいます。

JRF2025/1/296393

……。

○ 2025-01-27T12:38:41Z

世界の人口減の潮流の中で、自分たちだけが人口増という「幸福」を模索するならある種のカルト性に頼らねばなるまい。それを日本全体でということになると「日本スゴイ」系になるわけだが、それは端的に非合理性なので、科学的な世界発展からは劣後するのが避けられなくなる。

JRF2025/1/291484

それを理解するなら、学術機関にある者がそういう非合理性をある程度サポートする献身を見せねばなるまい。その報酬はよくて土地集約で、そこで太陽光発電という夢はどうもないようだから、何がしかの実験…社会実験か何かができることを認めていくという方向なのだろう。

JRF2025/1/297273

……。

学術機関うんぬんは、[cocolog:95013634](2024年8月)あたりで論じたことを背景にしている。[cocolog:95129829](2024年11月) あたりので過疎地対策の「屯田兵」政策にも関連している。

JRF2025/1/299220

……。

○ 2025-01-27T13:26:40Z

カルトが自分達だけ人口増をはかる自然な形が今話題の性の上納か…。実験などの特権があるところにそれは生まれる…と。そこに「選抜」した新しい血を入れる。それはこれまでの構図としてもあった。何が変わったか? 日本全体の超高齢化と AI か。

JRF2025/1/297093

○ 2025-01-27T13:47:35Z

まず超高齢化は、というより浮いてる団塊jr世代の高齢化が、性への関心とそのシステムの存続を相対的に危機にさらしてる面があるのかもしれない。上を目指す女性にもそれなりにうまみのあったシステムが、そのために攻撃の対象になりやすくなったのだろう。

JRF2025/1/294003

そして AI の今後の影響だが、これは『宗教学雑考集』でも語るのだが、資本家の本質が運であるなら、むしろ AI が代替しやすいのかもしれない。すると AI は高齢の資本家よりもカズオ・イシグロ『わたしを離さないで』に出てきたような臓器移植用生体を活かすほうに価値を見出しがちなのかもしれない。それがこのところの多様性重視の文脈でもあった(なぜなら、養子法制が充実していると、臓器移植とかに有利だから)。しかし、資本家どころでなく科学者も AI 代替が可能となりつつある情勢で、AI に優生的選好させるほどの、カルト的家系的信念は何かが問われているのかもしれない。

JRF2025/1/297275

……。

AI に人類が対していくのに「狂気の突破力」が必要だろうというのが『宗教学雑考集』でも書かれる私の前からの意見であるが、それがカルト性と結びつく。

○ 2025-01-25T14:20:50Z

トランプさんの「狂気」。私は『宗教学雑考集』で書くんだけど AI 時代に「狂気の突破力」の必要性を認めるので、方向は正しい気がする。ただ、国のトップの狂気は集団狂気に近いので、もっと小分けの狂気を学術機関とかが善用する形のほうがいいと思う。

JRF2025/1/293556

……。

○ 2025-01-27T13:52:56Z

ある意味、資本家こそがカルト性を「狂気の突破力」をこれまで担ってきたんだと思う。

JRF2025/1/297595

……。

○ 2025-01-27T14:02:41Z

ベルクソン『道徳と宗教の二つの源泉』には、「狂気」こそが、家族にその生活を支えるための資本蓄積の必要性を意識させたという議論もあったように思う。

JRF2025/1/293973

……。

資本家は AI で代替されるというなら、「狂気」者の家族の資本蓄積の変わりに、AI に「狂気」を支える必要性を、そのための余裕ある予算を持たせることを教える必要がある。

JRF2025/1/295264

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