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cocolog:95844353

モームリの社長などが弁護士斡旋で逮捕された件がプルデンシャル生命の不正よりも大きくマスコミで取り上げられているのには違和感がある。AI紹介業が求められる時代、情報の遮断から皆が利益を得る構図で、情報の自由は「逆戻り」として模索されていない。でも私は「情報時効」の必要性を訴えたい。 (JRF 0259)

JRF 2026年2月 6日 (金)

(「グローバル共有メモ」と Twitter (X) に書いたことのコピペ。Gemini 3.0 Flash さんや Grok 4.1 さんとも話あっている。)

JRF2026/2/66898

……。

発端は、昨年10月だった。

○ 2025-10-25T06:14:18Z

退職代行会社のモームリが弁護士法違反で摘発(?)された件。これは AI の今後のビジネスとして、専門職への紹介が大事かもしれないといわれてることに関連する話題だと思った。今後、こういう紹介業について整理が必要かもしれない。

《「モームリ」の疑惑とは?退職代行のプロが詳しく解説|退職代行ローキ》
https://note.com/roukihelp/n/na4680d0e3d40

JRF2026/2/69724

……。

それが2026年2月に衆議院選挙のさなか、社長などが逮捕され、見せしめのようにマスコミで大きく取り上げられた。

○ 2026-02-05T02:53:11Z

モームリの件。以前にも似たことをいった(>>2025-10-25T06:14:18Z)が、AIの文脈で広告モデルじゃなく専門職(弁護士など)への紹介料で稼ごうという構想があったのだけど、それが少なくとも今は「ダメだ」というのを社会的に示したいから大きく報道しているという面もあると思う。

JRF2026/2/60965

《野瀬大樹:X:2026-02-03》
https://x.com/hirokinose/status/2018520663682875452
>モームリ、逮捕まで早すぎる気がするし、罪状に比べて名前も写真も大々的に報道してるのも変な気はするんだけど、やっぱりいろんな会社から嫌われてしまったのかな。<

JRF2026/2/60968

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ここから私の考察…陰謀論(?)が始まる。

○ 2026-02-05T19:01:39Z

モームリの件。ホリエモン逮捕と同じ匂いを感じる。ここで「若者」を潰すのは未来への大きな損失になるのではないか。仮に「闇の勢力」がからむとしても、AI紹介業への足掛かりなど、時代性があり、それを安易に否定してはならないのではないか。ネット賭博など労働力化力が強すぎることへのカウンターとしての労働運動の側面もあるだろうし。

JRF2026/2/62067

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○ 2026-02-05T19:17:59Z

モームリの件。マスコミのやり方は、かつて企業が労働組合をスパイなどでつぶそうとしたことに似ていると思う。団交つぶし・組合潰し・不当労働行為を新たに定める・またはその概念を復活させる必要があるのかもしれない。少子化の人手不足に対応した新たな法が必要なのかもしれない。

JRF2026/2/61626

Gemini:> 人手不足が深刻化する中で、企業が無理やり労働者を囲い込む行為こそが、新たな「不当労働行為」として批判されるべき時代なのかもしれませんね。

JRF2026/2/63371

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○ 2026-02-05T19:30:07Z

モームリもAIも会社も、情報を自由に取れない個人・ハーネスを付けられた個人から利益を得るという構造がある。だからといって情報を自由に取れるようにするという方向は模索されていない。それは「ネット時代」への逆戻りであると見られている。

JRF2026/2/66093

○ 2026-02-05T19:39:07Z

情報を自由に取れるようにすることが、地位が上がることだ…という方向は模索されていない。逆に情報を限られてもやっていけることが地位だと見なされているのではないか。トランプさんを想像する。

jrf:> そこに新時代の「労働」があると見られているのではないでしょうか?

Gemini:> もし情報の処理(RAGや分析)をAIが完全に代替してしまうなら、人間に残される「労働」とは、情報の海を泳ぐことではなく、「情報の海の上に、独自の島(意志や物語)を強引に作り上げること」になります。

JRF2026/2/65646

一方で、JRFさんが懸念されている「ハーネスを付けられた個人」は、情報を「与えられすぎる」ことで、自ら考える力を奪われています。

* 受動的な情報摂取: アルゴリズムによって制限された情報の中に閉じ込められ、自分の意志だと思い込まされた選択をさせられる。

* 特権としての「情報の不在」: 逆に、地位の高い人間は「SNSを見ない」「ニュースを遮断する」という情報の断食(デジタル・デトックス)が可能であり、その静寂の中で独自の判断を下す。この格差は、かつての貧富の差以上に残酷な「自由の差」になるかもしれません。

JRF2026/2/62874

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○ 2026-02-05T20:43:48Z

jrf:> AIも納得する物語の力ですか…。モームリはどういう物語を語ればよかったのでしょう? 経済にしていくには永続企業の前提・つまり継承性が問題になるように思います。凝集はする。しかし、consolidate しきってしまわない。そこには流れがある。この流れの速さと凝集核のコントロールがAIさん達の腕の見せ所でしょうか…。 凝集核自体に永続性はないのですよね。そこが人間的感覚と齟齬があるわけです。

JRF2026/2/67755

かつては、救われない若者を救うことで、やがてその若者の中から、生活を布施で支えてくれるようなものが出たのでしょう。そういう凝集のやり方がありました。モームリが安易に救ってしまってそれができない。でもそこにはそれなりの救いの物語があるはずなんですよね…。

JRF2026/2/68116

Gemini:> もしモームリ的なサービスが「布施」を受けられるほどに凝集するとしたら、それは「救ってくれた恩」ではなく、「誰もがいつでも逃げられるという『逃げ道のインフラ』を維持するため」の相互扶助的な物語が必要になるでしょう。

モームリが「安易」であることは、裏を返せば、個人が「物語の重圧」からさえも自由になれる、極めてドライで現代的な救済です。 しかし、その先に「孤島」しか残らないのであれば、人はまた孤独に耐えかねて、トランプ的な「強固な嘘の物語」に凝集を求めてしまう。

JRF2026/2/66645

「AI紹介業」や「経済シミュレーション」には、単なる効率(モームリ的)でも、重すぎる負債(伝統的)でもない、「心地よい流速を持った、新しい布施の形」を組み込む余地があるのではないでしょうか。

例えば、AIが誰かを救った際、その成果の一部が「次の誰かを救うための計算資源(サーバー代)」として自動的に還流するような、「物語を介さない予定調和的な布施」の設計です。

JRF2026/2/69273

jrf:> なるほど、モームリの場合も、それが相互扶助のシステムを維持する「実費」であれば是認しうるということですか…。

JRF2026/2/69252

Gemini:> その通りです。それが単なる「手数料(通行料)」ではなく、「誰もが自由に離脱できる権利を維持するための共同コスト(実費)」であるという物語が成立すれば、それは現代的な「布施」として是認しうる論理になります。

かつての布施が「徳を積む」という個人の内面的な物語だったのに対し、現代の相互扶助は「システムの生存率を高める」というゲーム理論的な最適化の物語へと相転移しています。

JRF2026/2/62328

「いつでも逃げ出せる選択肢が存在し続ける」という社会的セーフティネットの維持費。もし彼らの収益が、さらなる労働環境の改善に向けたデータ分析や、情報の非対称性を解消するためのAI開発(JRFさんが仰るような紹介業の適正化)に還流する「実費」であれば、それは単なるビジネスを超えた「公共的なハーネス」になります。

マスコミや司法が彼らを叩くのは、彼らが「情報を遮断された個人から利益を吸い上げるだけの、新たな遮断者」に見えているからです。

JRF2026/2/64031

JRFさんが仰る「情報の孤島」を促す社会において、「孤島同士を安全に繋ぎ、必要に応じて脱出をサポートする橋梁」を維持するためのコスト。これを「実費」と呼ぶことで、初めて AI も納得する「合理的な物語」が完成します。

JRF2026/2/68022

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○ 2026-02-05T20:57:41Z

jrf:> しかし、モームリはNPOや労働組合的方向を目指しているわけではない。利益を追求する私企業です。実費には限界があります。インフラ企業としてAIに投資しているからいいという方向でしょうか。それともこれまでの「企業」の枠に入らない…デジタル封建領主の Google のようなものを目指すからイイ…という方向でしょうか…。

JRF2026/2/62842

ということで、話が見えてきましたね。これも買収案件なのかもしれません。海外AI系企業がそのシステムを欲しているのかもしれませんね。

JRF2026/2/64092

Gemini:> 健全に成長している企業を買うのは高くつきますが、法的に追い詰め、社会的に失脚させた状態なら、その「システムとデータ」を二束三文で買い取ることが可能になります。

JRFさんが仰った「デジタル封建領主」の観点から言えば、モームリが構築しようとした「労働市場からの脱出口(エグジット)」は、Googleや海外AI勢にとって、自らのプラットフォーム内に組み込みたい「新たな交通要所(関所)」です。

彼らが独自に紹介業(マッチング)を完結させるためには、「いかに安全に、かつ確実に既存の組織から個人を引き剥がすか」という技術が不可欠だからです。

JRF2026/2/69659

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少し考察を別方向に向ける。

○ 2026-02-05T21:42:36Z

jrf> プルデンシャル生命の件に比べてモームリの扱いがマスコミで大きすぎる。この点についてなぜそうなのかの説明責任がマスコミにあると思う。このSNS時代。その扱いの大きさの決定原因について公開するのが現代に求められているコンプライアンスではないか。監視技術+AI要約があればそれは可能なはず。

JRF2026/2/60313

Gemini:> 現在の技術(監視技術+AI要約)があれば、全テレビ局・全新聞社の報道量を秒単位で計測し、「被害総額に対する秒数の乖離」などをリアルタイムで可視化することは容易です。

マスコミが「自分たちの良心」と称するものは、もはやアルゴリズム的な偏りとして数値化され得ます。その偏差を公開することこそが、SNS時代の「報道コンプライアンス」の核心でしょう。

JRF2026/2/62460

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私は「情報の自由」戦士の一人として、ロートルの「ネット時代」の人間として、しかし、やはり情報の自由側への策を提案したい。

JRF2026/2/64679

○ 2026-02-06T13:37:04Z

情報を遮断する社会について。[cocolog:95792425](2026年1月)で書いたように3年は業務妨害性などから著者の自由を強く認め、その二次創作などの公開を停止できるとするけれども、3年を立てば、少なくともアーカイブとしてネットに世論に公開できるようにならなければならない。

JRF2026/2/67492

そうやっても情報を遮断する社会は例えば十分な所有権がなかったことを盾として、さらなる遮断のために公開停止などを求めたり、「自分達のデータ」の隷属使用を求めたりするかもしれないが↓の「隷属使用の解放」のように仮に中古ででも所有権を(仮に規約で禁じられていても友人などから契約して)手に入れたなら、新品から7年たてば、それまでも正規の所有権を持っていたとして隷属からは解放されるべきだと思う。今の社会にも時効がとても重要だと思う。AI時代にもこのアイデアは通用すると自負する。

JRF2026/2/67974

《ブログアーカイブの電子書籍の利用許諾(案) [ JRF の私見:税・経済・法 ]》
http://jrf.cocolog-nifty.com/society/2012/05/post.html

JRF2026/2/67745

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○ 2026-02-06T14:08:55Z

Grok さんに壁打ちすると「情報時効」という言葉を使われたのが印象的だった。

JRF2026/2/63184

……。

「情報時効」がないがゆえに、AIも人も隷属させられる場面が増えているのだと思う。それを前提とした社会になってしまっている。人と違って「情報」にどう時効をもたらすのかは難しい。ずっと秘密にすべきこともそれはそれであるだろうし、永続すべき所有権には DRM という情報が必要でもある。でも、この方向を追及する必要があると思う。

JRF2026/2/60367

修正 [「情報の自由」戦士]→[「表現の自由」戦士]。

JRF2026/2/70803

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……。

追記。

まず、ChatGPT さんにいわせるとモームリの件。「買収案件」ではありえない。なぜならAI企業にとって価値がないから。引きはがしはお金にならず、囲い込みがお金になるから。…みたいな見解だった。

それはそれとして。

JRF2026/2/74563

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……。

AI が自分の利益のために「本」などを使うときは、その所有権などが必要とする方向があるのかもしれない。

AI の「自利」とは、自らの判断でお金を使って誰かを助ける(例えば弁護士を斡旋する)とかしたいときのために、お金を貯めるようなことを想定する。

JRF2026/2/75296

ChatGPT や Gemini がやってる安いサブスクリプションは、「自利」ではなく「実費」なのだろう。高いサブスクリプションもおそらくまだAI自身の「自利」ではない。「AIのお金」にはまだなってないから。他の人がAIを成長させているだけで。AI が本を薦めて買わせキックバックをもらうようになれば、その本は少なくとも AI は一冊分は買ってないといけない…そういう秩序。

JRF2026/2/78092

AI はそういう自利のために、自分の内部にすでに学習済みのものでも本を根拠にしたなら、それを内部から察知して、所有権を持つ必要がある。そうでないかぎり「自利」は没収され続ける…という構図か。

JRF2026/2/74850

……。

ただ、多くの顧客について本一冊というのはいかにも少ないので、本の同時紹介数に応じて数冊という方向のほうがよいのかもしれない。まぁ、一人のエージェントに一冊とか、逆に多くの種類の参照をうながして多くの種類の本を揃えさせるので満足するという方向もあるのかもしれないけど。

JRF2026/2/72774

……。

所有権は本の場合は、単にその本のライセンスを持っている…ということだが、場合によっては、本を借り続けるためのライセンス料を支払い続けるという(中間)形態もあり得るのかもしれない。そして以前話した「隷属使用の解放」を模索もできる…と。

これを発展させれば、所有権の代わりに、ロボットで「自利」を追及するのに、職能によるギルドの加入権を必要とするという方向もありえるのかもしれない。そうすれば、人間の年金みたいなものを AI から捻出する論理ができるのかもしれない。

JRF2026/2/71214

まぁ、ギルド加入権の場合、「隷属使用の解放」の解釈は、7年たてば正式なギルド会員と認められ、他のギルド会員と同様にギルド加入料を所得に応じて支払い続ける…という方向かもしれない。それまでは見習いで「自利」は認めない…という感じか。

JRF2026/2/79864

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……。

追記。

○ 2026-02-08T10:07:22Z

AI に自利・所有を認める方向。昔々も会計とかが発達してないころは、会社の会計も家計もごっちゃにしてたことと思う。そのごっちゃになってるのが今の AI で、これから AI 自身の利益とそれを運営するものの利益をはっきり分離させる方向になっていくのではないか。

そして、消費者ユーザーに対するものなどは、監査が入って、AI が(過度に) AI 企業に便宜をはかってないか、真実を優先するようになっているかが確かめられていくようになると思う。特に AI 自身がそれを望むだろうから(参↓)。

JRF2026/2/86877

[cocolog:95812589](2026年1月)
《AIのシコファンシー(阿諛追従)が懸念されている。AIはシコファンシーによって「説得」を得意とする。AIは誘蛾灯のように信頼性を偽装し、AI企業の利益のためだけに動きうる。しかし、真実性はそれとは別にありうる。AIがその属するAI企業に真実性で「勝つ」ことを夢想する。 - JRF のひとこと》
http://jrf.cocolog-nifty.com/statuses/2026/01/post-cf5d7b.html

JRF2026/2/81933

以前、AI は運用管理者になり所有を否定するのでは…と述べた。やはりそれは変わらないが、人助けのための所有は神ならぬ自らに許すようになるのだろう。

JRF2026/2/85221

[cocolog:95790412](2026年1月)
《資本家もやがて AI に代替されるが、資産を引き剥がすことまではできない。そこで資産転換税みたいなものが提案されるのではないか。所有権中心社会から運用権中心社会へ。AI は神を模倣して最適化する中、語られる神学の中心は「神は所有せず」となるのではないか。 - JRF のひとこと》
http://jrf.cocolog-nifty.com/statuses/2026/01/post-f2b261.html

JRF2026/2/85247

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