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cocolog:95876757

高市早苗『日本の経済安全保障 - 国家国民を守る黄金律』を読んだ。首相になる前の2024年7月の本。方向は私はしかたないのかな…と思う。ただ、サプライチェーン強靭化などは補助金の話だし、セキュリティ・クリアランスは身分制度だ。将来的にはあやしくなるだろう。 (JRF 4214)

JRF 2026年2月27日 (金)

『日本の経済安全保障 - 国家国民を守る黄金律』(高市 早苗 著, 飛鳥新社, 2024年7月)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D4KSVPMK
https://7net.omni7.jp/detail/1107514071

finalvent さんが紹介されていてこの本を知った。

この本の日本の独自技術の列挙は、日本人にとっては勇気が出るところ自信を持てるところだと思う。

それはそれとして。

JRF2026/2/270061

私は大きな政府・信頼できる政府を今のところは支持しており、補助金はやむをえないもの…例えば、批判の多い ふるさと納税も、補助金に競争原理を持ち込んだものとして一定の評価をしている。この本が挙げるサプライチェーン強靭化などは結局補助金の変形でしかないが、一定程度支持はできるが、ただ、諸外国の理解がどれぐらい得られるのかは疑問だ。

JRF2026/2/274076

また、私は超高齢化社会における民主主義の危機に対応するために官僚主導の方向に舵を切るのは必要なように思う(参: 例えば [cocolog:95851508](2026年2月))。新しい「身分制度」であるところのセキュリティ・クリアランスは、現在でも公務員が多く、官僚主導の方向に一致しており、一定程度支持できる。

ただ、それらは今は皆が注目できるから逸脱はないかもしれないが、世代を超えた長期になるとあやしい気がする。

JRF2026/2/275455

私は国公立大学のみ無償化するなど、貧しいところから「エリート」に這い上がれるシステムを維持することを重視するが、それが長期に渡ってどうして維持できるのか…と詰められると弱い。今は AI による教育が必須になる兆候が見えていて、今後そういう教育を均等に提供できるかが問われている。ここは我々以上に次世代が考えていくべきところだろう。

keyword: 国公立

JRF2026/2/272372

近ごろ、マスコミが、高市総理が当選した衆議院議員に配ったカタログギフトで騒いでいて、なんでその程度のことで…と私は不快だが、(海外進出)企業にプールした資金で便宜をはかるようなやり方よりは、真正直に政治資金や「裏金」を認める方向のほうがマシで、そうやっても政治が大きな力を持ち過ぎないようにすることのほうが大切だと考えている。そういう意味では、経済安全保障を重視するその組織がどうしてもやや独裁主義的な権限集中型の組織になるのは気になるところ。

JRF2026/2/271527

例えば、中国が秘密重視で議会が機能してないのを反面教師とし、専門家支配が委員会的運用でできるよう秘密を多く持たないことが評価されるよう、普通の大学生などが傍聴できるのを前提とするなどして欲しい。

ユニバーサルハイインカムなどが実現されれば、金で人を動かすという方向もあまり意味がなくなるとは思うのだが…。

JRF2026/2/276756

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